Archive for 3月, 2013

航空運賃は体重次第

このところNHKBSとBBCを観てきたが、たまにCNNにするとやはり面白い。アメリカで航空運賃は体重に比例して決めようという声があがっているらしい。サモア航空はその料金体系を取り入れているのだとか。差別だと反論する声もあるというが、私はフェアだと思う。もちろん、預ける荷物との攻撃であるべきだけど。あるいは、体重の少ない人に割引があるというのでも、嬉しいかも。だって、こういう緊張感があれば、チケット買う前だけでも、体重を痩せようとする。レイジーな中年たちには、メリハリついていいでしょ。

新歌舞伎座

新歌舞伎座、予想よりいい感じです。ちょっと鳥肌たちました。設計したのが隈研吾さんで良かった。その幸運に、日本人の一人として、素直に感謝します。

多くの歌舞伎ファンは、彼がモダニズムに走るのではと懸念したはず(実は私もその一人)。そうした声や役者・スタッフの思いを真摯に受け止めつつ、他方、施主からの要求、それにモダニズム建築の中にいる同業者目線との狭間で、相当に悩まれたようです。歌舞伎座ならではの「赤」を使うことも、瓦屋根を使うことも、モダニズム建築ではご法度らしい。

でも、ご安心を。第四代吉田五十八の艶っぽさを受け継ぎ、平成の技術を駆使してバージョンアップした形になっています。入り口や劇場の天井が高くなり、芝居小屋が壮大で洗練された空間に。照明もやわらかくて温かい。それに大間に敷き詰められた色鮮やかな鳳凰の緞通。これがいいのです。これまでは渋く紬の着物でないと違和感を覚えた歌舞伎座に、はんなり柔らかものを着ていこうという気になります。

私としては、劇場を高層ビルの中に入れろという圧力に屈さず、唐破風屋根を残してくれただけでも感謝です。くわえて、第三代、第四代をリスペクトし、「隈研吾」を前面に押出さなかったことにも。

謙虚に皆の声を聞く柔軟さと、平成の採算性の中でそれを最高の技術につなぐ頭脳を持つ隈さんでなければ、こうはならなかったと考えます。

書きながら、また涙が出てきた。・・・本当に良かった。

恩師の訃報に桜泣く

最近、新幹線の中から富士山を拝むのが難しい。なぜか曇りにあたってしまう。

東京はどこも桜が満開。街がにわかに桜色に染まる季節。でも、今年はうきうきしない。悲しいお知らせが続いたからだ。

造顔マッサージの田中先生が逝かれ、その後にインドネシア研究者の村井吉敬先生が旅立たれた。恩師の訃報にふれて夕方、母校の上智大学へ。土手につらなる満開の桜の花びらが舞う姿は、あたかも村井先生の死を悲しむ涙のようだった。

 

彼岸に桜

今朝、髪を洗っていたら、テレビからポロロン♪ポロロン♪、速報の音が発せられた。地震かと思ってバスルームから飛び出したところ、東陽町の殺傷事件だった。もちろん速報で伝えるべき事件なのだが、311以来ドキっとする地震速報の音と、それ以外の速報の音は分けてほしいものである。

青山墓地では、早朝散策したときには蕾で空が見えたのに、昼下がりには花が一斉に開き、桜トンネルになっている。彼岸の中日なので、ものすごい人出。私は両親の眠る生田の霊園へ。

目黒川の桜に期待して昨夜、大橋のあたりに行ってみたが、あいにくの雨でちょうちんの灯は消えていた。残念。昨日一日でずいぶん花開いた感はあるものの、目黒川の桜は散り際がいい。川面を万華鏡のように織りなす花いかだが見事。近くを通ることがあれば、ぜひ。

円高の引き金は、やはりキプロスだった。IMFなどから融資を受ける代わり、銀行預金に約1割の課税、そして預金封鎖。キプロス銀行預金者の大半は、脱税や資金洗浄をしていたロシアの富裕層やマフィアたち。課税は彼らからの搾取を狙ってのことだが、一般市民にとっては迷惑な話。世界経済とっても。

YUKI TORII 東京コレクション

20130315_193759ユミリーさん@東京コレクション♪   写真は金曜日、YUKI TORII東京コレクション後のレセプションで。風水師の直居由美里先生の隣に座ったので、色々お話できてラッキーでした。
 ところで、二人が着ているのはもちろん、鳥居ユキデザインの春夏もの。私はノースリーブのワンピに、水色のスプリングコートをはおっています。少し派手ながら、首にはワシントンのダレス空港でみつけた大ぶりのラリマーのネックレス、腕にはラリマー2本の間に、ロードクロサイトのブレスをしてみました。この色使いだけ春っぽくて、うきうきします

 

バチカン新法王誕生の意味

ローマ法王が欧州ではなくアルゼンチンから誕生したことの意味が読み解けていません。彼はイタリア系移民。イエズス会初。アルゼンチンは再びデフォルトの危機にある。うーん、わかりません。南米にカトリック人口が多いだけでなく、もっと大きな意味があるはずなのです。世界システムに関わるほどの。

フォークランドと尖閣問題

  フォークランド諸島の住民投票のニュース、尖閣の問題とあわせて注目しています。アルゼンチンがフォークランドの領有権を主張し始めたのは、周辺海域で石油や天然ガスなど海底資源の存在が確認されたから。「大陸棚」の権益を主張している点も中国と似ています。
 フォークランドの人々はイギリス領有維持を選びましたが、中国はこの例を徹底的に検証しているようです。住民投票をトレンドにできるのであれば、将来、米軍基地なき後の沖縄で住民投票を行うことを前提に、いまから大量の中国人を沖縄に移住させて、彼らに中国帰属を選ばせることを狙います。基地問題を論じるときは、そこまで考えておく必要があります。

雨乞祭

京都にも黄砂がやってきた。比叡山がなんとなく霞んで見える。国際会館の駅からタクシーに乗ると、運転手さんがマスクをつけた。「京都は杉が多いんでね。毎年、苦労するんです。でも、2月10日から4月初まで。そこさえ我慢すれば・・・」

貴船神社の雨乞祭を拝見。水の神様を祀る貴船神社では、農耕作業の始まる時節を前に、今年一年の天候(晴雨)の順調、適度な雨の恵みと五穀豊穣を祈念する。洪水も駄目、日照りも駄目。ほどよい雨の恵みを、ということらしい。

神職たちが太鼓や鈴・鉦鼓などを鳴らし「雨たもれ、雨たもれ、雲にかかれ、鳴神じゃ」と唱えながら、神前に供えた御神水に御神酒と塩で清めた水を榊につけて天に向かってまくというものだ。

ふと気づけば、山は杉だらけ。さすがの私もくしゃみを3回ほど。夕方になって10回。ユーカリのアロマオイルを鼻にあてて、どうにか切り抜けた。

 

桃花神事@上加茂神社

上加茂神社の桃花神事に参列させていただいた。今日も小雪が舞う。桃と辛夷の花、そして草もちを本殿の御内陣に奉られる。

3月3日は五節供のひとつ、上巳の節供(じょうしのせっく)。そもそも、古代中国において、3月初めの巳の日を「上巳」といい、この日に川で禊をして身を浄めるという風習があった。

写真は以前にもご紹介した我が家の雛飾り。昭和8年生まれの母のものを受け継いだのだが、今年は人形のみを飾った。よって、過去の記録なれど、お披露目します。

 

 

流し雛

冷たい小雨が舞う中、上加茂神社の流し雛を観にいく。

小学校に上がる前の地元の園児が交通安全を祈願しつつ、雛を流す。お雛様は水に溶ける素材。あっという間に溶けてしまう。

京都の子どもたちがうらやましい。幼いころの神社での経験が、漢方薬のようにからだに染み込んで、神社参拝の習慣や感謝を捧げる気持ちが身につくのだろう。

 写真は溶けるお雛様、下は大人が流したもの。溶けません。