エンジン01オープンカレッジIN甲府 初日

8時ちょうどの「あずさ」に乗って、甲府にやってきました。エンジン01オープンカレッジin甲府mオープニングの今日は、江原×乙武さんのトーク、中田英寿さんを中心にしたサッカー界の話、オープニング・コンサートなど盛りだくさん。明日はいよいよ講座。私は甲州財閥と、キャロライン・ケネディさんの枠に出演します。

中央線ですぐですから、東京の方も、ぜひ、いらしてくださいね。講師控え室から霊峰富士を拝み、畏怖の念を抱きました。写真はあとからアップします。

2013年11月 陰陽の雪輪文

DSCN0010新嘗祭。上賀茂神社の紅葉は3-4分といったところでしょうか。今年は陽射しが強かったので、赤がいまひとつなのだとニュースで言っていました。そんな中でも、奈良の小川のほとりにある紅葉は見事に紅く染まっていました。DSCN0020
小雪。新しい節気のこの日は新品を使い始めるのにも適した日といわれます。ゆえに、漆に金銀の雪輪文の帯をデビューさせた次第。陰陽二つあるところが、上賀茂神社にぴったり。着物は母が平成になってから買ったものと思われます。七五三男子
境内には七五三の子どもたちが何組も。双子女子と同級生男子に、ついレンズを向けてしまいました。京都で七五三双子は13歳を祝う十三参りが基本で、七五三を祝うようになったのは、ごく最近のことだそうです。

新嘗祭、そして七五三

勤労感謝の日は本来、「新嘗祭」でした。先日書いたように、今年も無事にお米が育ったことに感謝し、今日から新帯 ならの小川米を頂くのです。

開運目線では、何かを始めるのによい日。私は新しい雪輪の帯を締めました。漆に金銀の雪輪文は、陰陽思想がベースにある上賀茂神社でスターとをきりたかったのです。

七五三男子

七五三双子紅葉に期待もあったのですが、あまりにかわいいので、七五三の双子女子と同級生男子にズームイン。日向と日陰の違いが覿面ですね。そう、陽射しが強かったのです。京都で七五三をするのは最近のこと。以前は十三参りだけだったと聞いています。

気になるケネディ家

キャロライン・ケネディ大使が気になる存在なのは確かだが、彼女の動きをここまで日本のメディアが報じるとなれば、この人事はアメリカにとって正解だったといえよう。彼女を一目見ようと路上に集う日本人のコメントを聞いていると、占領期にマッカーサーを仰いだ日本人のまなざしと重なる。
ケネディ家が特別なのは、その血筋に秘密があると最近は考えを改めている。単にアイルランドだけというなら、ケネディにくわえ、レーガン、それにクリントンやオバマも入ってくる。4人もの大統領が直接でなくても、さかのぼるとアイルランドに行き着くというのも、気になる現象だ。中でも、ケネディ家は別格のような気がする。
一般に、アイルランド系移民は、アメリカ社会でも乱暴な印象をもたれている。第二次世界大戦前、日系人を攻撃したのはアイルランド系移民だった。もっとも、最初にいた移民が後から来た移民に嫉妬していじめるのは、アメリカの移民史のわかりやすい構図ではあるのだが。
海外のケネディ暗殺50年特番を見ていると、実に謎が多い。暗殺については、マフィアがからんでいるという説は有力だ。利権に手をつけたケネディ兄弟に対しての報復は十分に考えられる。その背後に、アメリカ社会や国際政治がからだんでいたとしても、である。実はウォール街の改革に手をつけようとしたからだ、という説はワシントンDCで耳打ちされた。いずれにしても、大統領といえどアンタッチャブルな世界が存在するということを、私たちは知っておくべきだろう。

 

2013年11月 幾何学文の大島紬にシクラメンの染帯

大島にシクラメン
黒地に緑の幾何学文様の大島紬。きものを始めてすぐに着たいと思ったうちの1枚。大島は母がよく着ていたので、裾は磨れ、胴裏にもシミがあったため、まずは洗い張りに。既製の裾回しには納得のいく色がなかったので、エメラルド・グリーンに染めてもらいました。初心者なのに、大胆でしたね。文様は面白いのですが、緑が深くて沈んでしまうので、チラっと見える袖口と裾回しを明るくしたかったからです。
そうまでして仕立てたのに人前で頻繁に着ようとしなかったのは、着心地に反して老けて見えてしまうから。本当は年相応に見えるだけなんでしょうけど、それはそれで本人はショックなものです。いっそターコイズブルーにすれば、もっと派手になったでしょうか。でも、当時は緑には緑、と思ってしまったのでしょうね。
襦袢はエンジェル柄。シクラメンの帯はクリスマス前によく締めています。二日前、お茶屋さんにお話を伺ったときには、ターコイズの鮫小紋にこの帯を締めてでかけ、お褒めにあずかり光栄でした。
インタビュー前にお土産を買いに寄った堺町の和久傳にて撮影。コミュニケーションに+するといわれるラリマーのブレスをつけています。

やはり今年も

毎年11月になると集中して急な仕事が舞い込んでくる。結果、自分で時間をコントロールできず、余裕なく年の瀬を迎えることに。今年もどうやら同じパタン。そんな中、気になるのは今月は京都府や兵庫県が揺れていること。忙しいなりに、防災意識も忘れないようにせねば。

ライトアップはフィリピン色に

 

  1. 台風被害にあったフィリピンの国旗色に染まるNYのエンパイア・ステート・ビルディング。こういうとこ、NYって粋だよね。アメリカが宗主国だったからというだけではないはず。東京タワーもやればいいのに http://globalnation.inquirer.net/91313/empire-state-building-lights-up-in-blue-red-yellow-for-yolanda-victims … @inquirerdotnetさんから

2013年11月 普段着の大島紬に琉球絣の帯

大島2この大島はよく着ているので、埃っぽさはない。おそらく母が若いころに着ていたのだろう。身幅など、小さい。
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赤い帯でもいいのだろうが、つい花に近い色の帯を締めてしまう。琉球絣。青山みともさんが健在だったころ、自分で購入。
以前は帯締を藍にしていましたが、春にご指摘を受けてから、同系色を探しています。まだ納得のいくものに出会えないので、母の縞(赤、青緑、濃紫)で。帯揚は青緑。大島3ただし、前はこの幾何学と喧嘩になるので、模様が出ない側を前に持ってきて締めています。

「地方の時代」映像祭

関西大学で開かれていた「地方の時代」映像祭。表彰式、シンポジウムなど、無事終了。

本当はひとつひとつの番組についてコメントしたいけど、全体をまとめると、こうなる。ローカルを深めると、実はグローバルが見える。日本という国が、明治維新以前も、グローバル世界とは無縁に生きられなかったことが肌で感じられる。地方局もケーブルも、本当にがんばっている。というより、地上波キー局の危機感を感じずにいられなかった。

くわえて、中高生のかわいいこと。とりわけ中学生は、存在するだけで眩しい。まっすぐな彼らの感性がそのまま育ち、すばらしいジャーナリストに育つことを願って止まない。