いよいよ発売! 『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』

いよいよ1月19日、全国書店に並びます!

いまアマゾンでご予約頂くと、19日にお手元に届きます。ぜひ。

カバーイラストは、わたせせいぞうさんにお願いしました。帯は、アキオ所有の綴れ、鳳凰が描かれています。

2024年世界文化社刊/定価1600円(税別)/ソフトカバー/256頁
ISBN-10 ‏ : ‎ 4418235019

墓参

17日は母の命日。東京は短い滞在ながら、墓参。前回の土砂降りとは打って変わって、青空が広がっっていたので、念入りにお掃除。しかし、丘の上ゆえ、風が強くて線香の火がつかず、閉口しました。紫の蘭と水仙、黄色のチューリップ、黄色のフリージア。イースターっぽい色合わせだけど、母の華やかさにあっているので、それらを手向けました。母も一瞬、復活してからいいのに、と思う日々。

ほぼ最終に近い新幹線で、帰洛。

祇園のえべっさん 蛭子船で巡行

八坂神社 境内にある「祇園のえべっさん」は9日、蛭子像、七福神を乗せた蛭子船、福娘が祇園・四条の参道商店街を巡行し、四条烏丸でUターン。私は、長刀鉾の町会所に持ち込まれた小さな「えべっさん」(私の背後)に参拝。福笹を分けて頂きました。
東京では10月、小伝馬橋のベッタラ市に行っておりましたが、十日戎は関西ならではですね。
この日のいでたち、前は紅梅、お太鼓は白梅、という刺繍帯を締めています。我が家の神棚の榊(お正月は松竹梅入)の梅の枝も白い梅の花を咲かせていました。

小川流 初煮会

先日、 小川流三清庵後楽堂における初煮会に寄せていただきました。お許し頂けたら、写真は後ほどアップしますね。

朝一番に出かけたので、上賀茂神社の白馬奏覧神事は断念。いつも境内で頂く七草粥は断念。早朝に、自分でお粥を作りました。和服に着替えるため、写真撮影する暇なく。

それにしても、今年は七草粥をFBにアップする人が多くて驚きました。じわじわ浸透してきたのかな、こういう風習。よきことです。

初卯神事

初寅の次は初卯。この当たり前の流れに、いまさらながらに気づいた今年。

朝9時から上賀茂神社で斎行される初卯神事に参列するため、なんとしても昨夜中に京都に戻る必要があったのです。

お正月に授与される卯杖は、元日に頂いたのですが、改めて神事に参列。今年は、3500円の置物も、干支ますで頂く樽酒も、完売なのだとか。初詣は、元旦に済ませるべし。

牛王宝印

寅の刻に初寅会。夕方には修正会結願。牛王宝印を頂きました!

お正月でタクシーが呼べない中、1時間に1本だけのバスに乗るしかないと考えていたところ、なかなか繋がらなかった一社の電話が通じて、王寺駅へ。無事、京都に戻りました。

牛王宝印いただけて、本当に幸せな気持になりました。ありがたや。

石川・能登地震で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます

昨日の午後、私がうろたえた京都マンションでの揺れ、
激しくはなかったものの、揺れの長さに、
311の恐怖が蘇りました。
大樋焼の十一代も、大切な作品が倒壊するという被害にあわれたとのこと。金沢をはじめ日本海の皆さん、大変な思いをされているのではないでしょうか。
検索してみると、元旦早くに大規模な太陽フレアが発生したと指摘、今日2日の地震に注意を呼びかけている人がいました。
油断は禁物です。
大晦日と元日に雨がもたらされ、
YEAR of the DRAGONらしい幕開け、
と関心していていたところに、石川・能登地震。
太陽フレアがきつい日には、日本列島の「地龍」が動き出すことを
覚悟し策を練るのが賢明のようです。気をつけましょう。

双龍のカーデガン@上御霊神社

徹夜して歳旦祭に出たあとは、いつもなら家に直帰して仮眠後、羽子板づくしに着替えるのですが(詳しくは、『京都で、きもの修行』を参照)、今年は池に龍神が宿る神泉苑に参拝。仮眠の時短のため、双龍のカーデガンを纏って、上御霊神社に参拝。献じたお餅と記念撮影したかったので。その後、神明舎に向かったのでした。

最下段、一番左のお餅に、秋尾沙戸子の名前、確認できます。

新春のお慶びを申し上げます

朝5時からの歳旦祭参列のため、年越しはいつも徹夜。写真、目がちゃんと開いていませんが、お許しを。
毎年、防寒の準備万端で臨むのに、コート無しでの参列は初めて。YEAR of the DRAGONには、このショールを纏って。カシミヤ100なので、これ一枚でも、あったかいの。縁起物が得意なケイタマルヤマのデザインです。
私がいるのは、上賀茂神社本殿を出てすぐの新宮神社。龍神さまが祀られているのです。今年、龍の蒔絵が表紙の上賀茂神社・御朱印帳が誕生しました。
もちろん、持ち帰りましたよ。
参列のきもの、今年は、御神紋の葵でもなく、
丹塗りの矢(賀茂大神誕生の鍵)に梅でもなく、
昨年に続いて三友でまとめています。
そんな京都の神事などとと、きものの話を綴った『京都で、きもの修行』が、まもなく出版されます。きものを纏って祈る「よそ者」の記録ですが、暮らさないと見えない京都の歳時がわかります。手にとってご高覧いただけますと幸いです。
(アマゾンでは予約も可能)。
この新刊とともに、今年も変わらぬご愛顧のほど
どうぞよろしくお願い申し上げます。
秋尾沙戸子