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2016年5月 中村橋之助丈の祝・芝翫襲名

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中村橋之助丈の八代目芝翫襲名パーティに伺いました。奥さまの三田寛子さんと、鳥居ユキ先生のコレクションで時々ご一緒しているご縁で。ユキ先生は、発起人のお一人でした。

長男は中村橋之助、次男は中村福之助、三男は中村歌之助を襲名されます。お父さまの横に、3人の息子さん達が並んだ姿は、本当に美しく、梨園の妻として、3人男子を産んだだけでもリスペクトに価するのに、襲名するまで無事に育てられた三IMG_1232田寛子さん、ご立派です。歌舞伎ファンとして、感謝。

それにしても、こんな盛会なパーティは初めて。2300人もいらしていたようです。さすが成駒屋さん。大物女優も埋没してしまうほどの、ものすごい熱気。故勘三郎夫人の好江さんが会場入り口あたりに、姉として存在していらしたのが印象的でした。七代芝翫のお嬢さまですから。

祝宴に選んだ着物は、ハイビスカス文。5月末ですから、単衣です。例によって、母が嫁入り道具にあつらえてくれたもの。おめでたいお席ですので、帯は金銀市松です。

なにせ2300人も集まると空間がほとんどありません。やわらかものや振袖が多い中、よほど大胆なデザインでないと、裾の文様まで目がいかないもの。紋のない額紫陽花文に、帯留をオパールの紫陽花がよかったかも。葵文の自己流紗袷がよかったかも、などと勉強させられた夜でした。

2016年5月 皐月なのに30度の茶席に何を着るか

牡丹鳥2

この日、京都は31度。単衣を着たくなるものですが、16時からのお茶席は亀岡にて、日中の最高気温が28度とわずかながら洛中より涼しいのです。夜にはさらに下がるはずなので、悩みに悩んで、見た目が涼しい色の、袷の無地にしたのです。お茶席の後、地鶏のすき焼きが待っていましたから、この日を境に、洗いに出すことを考えて。もちろん、襦袢は縦絽にしています。

牡丹鳥3ほかのお客様は、単衣をお召しの方が多かったです。

帯は、牡丹に、尾の長い鳥が刺繍されたもの。この日を逃すと、出番は1年後になりそうだったこともあり。あ、でも、来年は酉だから、活躍するかも、です。%e8%8d%89%e5%b1%a5

祇園ない藤さんの草履・・・。台が橙色の草履でどうしようかと考えあぐねておりましたが、この帯だと大丈夫のよう。

 

2016年5月 備忘録

葵@単衣

蝶が織られた色無地。一つ紋。例によって、嫁入り道具として母が用意してくれたものですが、一度くらいお茶会で着用したでしょうか。どんな玉の輿に乗るかもしれぬと誂えてくれていたのに、普通の人と結婚したので、母の情熱はさめてしまいました。狭いマンション暮らしゆえ、和服は実家に預けたまま。披露宴に出るとき以外、私に和服を着せようとはしていませんでした。面倒ですものね。

蝶文が子どもっぽい気がして、自分で和服生活を始めてからも袖を通していませんでした。でも、いまとなっては、貴重で、面白い地紋ですよね。今年は27度を超える5月から着られる気がしています。

葵と色が同じなので、これを纏って葵祭の最後を飾る献茶式に行ってみようと思ったのですが、都合がつかず、断念。備忘録として、アップしておきます。

2016年5月 葵祭は葵尽くしで

 

葵祭2016@参集殿%e8%91%b5%e5%b0%bd%e3%81%8f%e3%81%97今年は上賀茂神社が遷宮を終えて最初の葵祭。お天気にも恵まれました。

行列は、朝10時に御所を出て、下鴨神社、上賀茂神社と続きます。この装いで御所と下鴨で行列の写真を撮影し、自分は上賀茂にてカメラに収まりました。左は集合写真から切り取ったもの。右は参集殿にて。

着物は毎年恒例、秋尾流紗袷。帯は昨年とは別の葵文。撫松庵製。化繊が5%くらい入っていて、高級感には欠けますが、この色使いが気に入って購入。二葉葵は上賀茂神社と下鴨神社の神紋ですから。扇は下鴨神社で売られています。お茶席用。

葵@紗袷

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葵 袖のみ-150x150

2016年5月 牡丹菖蒲文@祝宴

 

IMG_0795 うしろ80年代、母が花嫁道具の一環として誂えてくれた着物の中で、最も地味な付け下げです。

初めて袖を通したのは、母が逝去して数年後。お茶会や対談、観劇で着用して、おそらく今年が4回目。年老いても着られそうな色合いなのと、蒲公英や菖蒲が描かれ季節を選ぶこともあって、着る機会が少ないのです。加えて、合わせる帯が難しい。色を優先して桃色や青色を合わせてみましたが、着物に負けて失敗しています。今回、誉田屋製のこの帯を持ってきてみて、少し重厚感を出せた気がしますが、ベストマッチングかどうか微妙です。さりとて、龍村のキラキラした箔とかを持ってくると、立食パーティでは仰々しいですしね。IMG_0793 前

文化庁前長官の近藤誠一さんのアカデミア賞受賞を祝う会に招かれ、この着物を着ることにしました。近藤さんは和文化に精通されているので、洋服で伺うわけにはまいいりません。案の定、会場には和服姿がの男女がたっくさん。記念撮影に応じてくださったのは、発起人のおひとり、ノーベル賞に輝いた野依博士。

%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%99%e3%83%ab%e8%b3%9e%e9%87%8e%e4%be%9d%e5%85%88%e7%94%9f%e3%81%a8近藤さんに初めてお目にかかったのは、ワシントンDCでした。Public Dipilomacyについてのお考えが、ジョージタウン大学大学院フェローとして渡米していた私の胸に響き、帰国後、雑誌で「日本の真髄」の連載対談を始めたのです。

この日は東京でも京都でも雨。東京でお世話になっている美容師さんが、研修のためお休みだったので、京都から着物姿で新幹線に乗ることにしました。会場の学士会館は東京駅から遠くないこともあり・・・。だから、着付けも髪も自己流、普段着と同じです。

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2016年5月 足沙式、そして杉本家の五月人形を拝見

写真 

左の写真は、杉本家住宅。京商家の五月人形を拝見しました。江戸時代の武者ではなく、明治期の人形飾りは応神天皇を中心に据えているのが特徴。歴史好きにはたまりませんね。「端午の節句」展は4日まで。

帯が八咫烏なのは、上賀茂神社の「賀茂くらべ馬・足沙式(あしぞろえしき)」を観てから、洛中に移動したため。賀茂くらべ馬は、5月5日の端午の節句に開かれる競馬会神事。馬の特性をはかり、本番の組み合わせを決めるのが、足沙式です。乗尻(騎手)は賀茂族の選ばれし人々。葵祭の路頭の儀(行列)も、彼らが先導するのです。IMG_6629

さて、帯ですが、昭和祭の写真より、八咫烏が浮き出て見やすいでしょうか。着物は母のお召。幾何学文なので、喪服には見えません。

 

 

2016年4月 ヤタガラスの帯

八咫烏

 

ついに手に入れました! 暗くて黒くてわかりにくいとは思いますが、帯に描かれているのは、八咫烏です。

2月11日の紀元祭に間に合わばよかったのですが、しかし、昭和祭に締めさせて頂きました。

正直、失敗でした。雨が降らなければ、昨年同様、楼門をバックに写真を撮るつもりだったので、朱の前で映える青い着物を選んでしまったのです。遠目には略喪服に見えてしまいますね。この帯には今後、文様がある着物を合わせましょう。

地の色は実は真黒ではないのですが、見えにくい。だから、描かれているのが八咫烏と気づくのは、相当の通。さすがですね。婦人会の方々が気づいて、「もしかして、八咫烏?」と声をかけてくださり・・・。

そうなんです。上賀茂神社に縁のある方々なら、八咫烏に反応せずにいられない。八咫烏については、改めて書きます。

しばらく上賀茂さんへは、この帯の似合う着物を研究して、八咫烏文で参拝するつもりでございます。あ、でも。葵祭では葵文を纏います。