2015年03月 雛人形の帯

御殿飾り 中写真は以前撮影したもの。母の雛飾りを継承。昭和9年、京都製のようですが、調べてみると、京都とは微妙に人形の役割が違うのです(この話はまたいつか)。
今年は執筆中につき、御殿飾りはおあずけ。お人形だけ並べました。しかも、旧暦風に、少し時差をつけて。
この帯を締めて3月3日の桃花神事に参列するつもりが、インタビュー2本と重なって両立せず、断念。でも、取材にはこの帯で。桃の節句でしたので。hinamaturi-150x150
ドットにブルーがあるので、母のターコイズ鮫小紋に合わせようと考えたのですが、光琳梅の襦袢を着たくて紬を選びました。鮫小紋は裄が短く(縫いこんであった中と妬けた外で色が違うため、袖幅も肩幅も出せず)、最大公約数的サイズで仕立てた光琳梅の襦袢だとはみ出るのです(鮫小紋専用襦袢を1枚仕立てざるを得ませんでした)。
祇園の歌舞練場はすっかり「都をどり」モード。でも雨が降ってきたので急いで撮影。顔はノーファンデにつき小さくアップしておきます。