2015年9月 帯は腰痛の味方らしい

IMG_2778龍の帯審査初日。密室に皆で籠もり、腰掛けて番組を見続ける仕事。椎間板ヘルニアと診断された私は、和服で通しました。帯がコルセットの役割を果たすと医者に言われ、ぐるりと一周の帯板をしているんです。病院で採寸までして注文したコルセットが間に合わず・・・。
二十四節気の白露までは、堂々と薄物で通します。和服の衣替えの法則って、明治の軍隊に準じたものなんですよ。変でしょ。軍事大国まっしぐらの機運に、女性の和装が合わせる必要なし、というのが私の考えです。
ただし、夜は寒々しいので、帯は透け感のないものを合わせます。この龍文は、ネットでみつけたんです。3万円で少しおつりがきました。東京の呉服屋さんには、良い買い物だったと褒められて、いい気になった私。刺繍がいいのでしょうね。地は絽のようで、とても目が詰まっているんです。お値段が可愛かったので、迷わず二部式に加工しました。帯芯がもこもこして、ぶ厚いのです。