2016年7月 京町屋で過ごす後祭

IMG_5806 吉田家
曳き初めの後は、吉田家でゆるりと過ごさせていただきました。今朝あたりから朝夕が涼しいんです。風が乾いているというか。空が高いというか。秋の気配なんですね。
吉田家、帯京町屋の夏座敷、大好きです。東西に吹き抜ける風。床に映る棕櫚の葉陰。外を行く人々の喧噪。やがて石灯籠のあかりが灯ったと思うと、北観音山の祇園囃子が耳に届く。模擬店などなく、昔ながらの風流な祇園祭が味わえる後祭、落ち着きます。
もう10年くらい着ているオモダカ文の浴衣に、博多紗献上を締めて。至福の時――。
道行く人は、昔ながらの商家の屏風を外から楽しむことができ、ゆえに祇園祭は屏風祭ともいいます。上の写真真ん中の鱗文の法被は、素戔嗚尊を乗せた神輿をかつぐ「三若」の法被アンティーク。昔のデザインはすばらしい。