2017年正月 京町屋で寒餅を


IMG_4621草履小正月の15日、雪がふりしきる中、吉田家へ。雪国仕様アザラシの草履で歩いたのですが、雪道だと、なんと遠く感じるものでしょうか。「我が衣手に雪は降りつつ」、傘をさしていても、コートの袖に雪が積もったほどです。★★IMG_6880
生まれて初めて、お餅をつきました。つきたては、えもいわれぬ美味さ。おかげで、炭水化物過多の一日。DSC08526 やぎさわさん
IMG_6870最初は納豆で、次は白みそのお雑煮仕立てで。意外にも、京都人も、昔から納豆を食されたのだとか。しかし、お餅の中に納豆を入れるのではなく、お餅を納豆にからませて頂くのです。ふーん、またひとつ学ばせていただきました。最後の写真で手にしているのは、ナスの砂糖漬け。久しぶりに白いお砂糖を口にしました。ますます糖質摂りすぎが気になります。ただでさえ、この日は顔がむくんでいるのに。
帯と着物は母の若いころのもの。襦袢も家にあったので寒い日に着用します。舞妓さんの襦袢を彷彿とさせますね。どれもこれも、いまはもう出回らない、いかにも昭和風のものばかりですが、赤黒でまとめて現代風に(以前、倍賞千恵子さんと川島なお美さんには、めずらしいとお褒めにあずかりました)。
お餅をつくのに袖が邪魔と思い、クロチクさんのフリースを持参。このシリーズ、桜や梅など4枚あるのですが、雪が舞っているような、霰に椿の、こちらを選んだのでした。私が写っている写真は吉田塾仲間の八木沢さんと富家さんから提供して頂いたものです。
P1210269とみいえさんP1210317とみいえさんP1210384