2003年6月24日

母校に寄付

夜はエンジン01の教育委員会。メンバーである林真理子さんの取り計らいで、会合は六本木ヒルズの上となった。

三枝成彰さんが『ダイヤモンド』で私立中学校のランキングを特集した号を持ってやってきた。ご本人がそこにコメントを寄せているからだ。それを眺めて、母親である林真理子さんが奇声を発している。

 「国士舘って今、こんなに上なんだあ」

これを聞いて驚いたのは私だった。小学校5年生から世田谷区若林に住んでいた私には、どちらもご近所であり、いわゆる不良と呼ばれる怖いお兄さんたちが行く学校だと認識していたからだ。

こんな感想をもらすと、隣にすわった藤原先生いわく、

「僕たちの時代と全くランクが入れ替わっているんですよ」先生も実は世田谷のご近所、ほぼ同世代であることがわかった。 

子供がいないと、ついつい昔の目線で学校を判断しがちだが、学校も生き物だ。30年も経てば、教育方針も変わる。校長先生の情熱次第でいかようにも、である。ということは、どこの公立中学だって、その気になれば、改革は可能である。

公立校に寄付すれば税制で優遇されるようにしてはどうか。母校に寄付する大人はいっぱいいるはずだ。

今夜はそんな話で終わった。