『ワシントンハイツ』帯付、残りわずか

紀伊国屋新宿本店の文庫売り場を覗いたところ、『ワシントンハイツ』がまだ平積みで一瞬喜んだものの、あのペリドット色の帯がなくなっているのに気がついた。下のほうに2冊くらい埋もれている。その上に、追加された分が載せられたのだろう。最初に出庫された分が売れたと考えれば嬉しいのだが、帯がないと寂しくもある。複雑だ。

で、冷静に考えれば、世の中に帯付『ワシントンハイツ』がなくなるわけで、著者としても慌ててしまった。家に何冊残っていたか。保存版にせねばならない。

編集者に問合せたところ、帯付はもう、新潮社にも存在しないらしい。となれば、帯付の残っている書店の店頭で手に入れるしかない。

いつか買おうと思っていらした方、もしも帯に興味あれば、お急ぎください。