なぜか体重が減った

この写真は新潮社のロビーの棚に収まっている『ワシントンハイツ』。でも、よく見ると、撮影している私の服が写りこんでいる。驚くほどウェストが細い。いや、昔はこれより細かったのだが、ここ数年は、太るばかりで、あきらめていた服である。

奇跡やマグレではなく、ここへきて体重が減った。その数字が定着しているのだから、痩せたと言っていいだろう。この5年ほど太る一方で、落ちたとしても、ある数字をどうしてもきることができなかった。

それが、そこをクリアしたと思ったら、さらに1キロ、またまた0・5キロ、減ったのである。。博多のお土産にもらったとんこつラーメンを作って食べても、その数字がキープできているのだから、びっくりだ。

特に運動をしたわけではない。だが、つらつら理由を考えてみれば、この夏は以降、蒸留水をたくさん飲んでいる。暑いから喉が渇く。だが、極力、水を中心に氷を浮かべて飲んでいたのだ。1日に2リットル。仕事柄、コーヒーを欲するときは、インスタントを水に溶かしていた。

もうひとつ思いつくのは、ブルーベリー黒酢を飲んでいたことだろう。暑くて喉がかわく。そんなときに、酢が喉でぴりっと響くのがいい感じなのだ。去年まではヘルシアを飲んでいたが、食事を伴わねば、黒酢のほうが暑さに利く。

もっとも、家か図書館にひきこもって原稿書きの日々。外食をしないしお酒も寝る前のナイトキャップ程度だから、「酒抜き」効果があったのかもしれない。あれほど好きだったビールも、飲んで寝ると熱中症になるとテレビで見て、極力控えていた。ビールは少なからず太る理由のひとつだろうから。

食欲の秋になっても誘惑にめげず、この体重をキープできたら、また報告したい。