『ワシントンハイツ』@新潮文庫新刊コーナー

 『ワシントンハイツ』文庫版が完成しました。各章に写真が入り、読みやすくなっています。 表紙は当時のアメリカ車の写真。電力・原子力にまつわる日米関係も、少し長いあとがきに書いています。

 そろそろ書店に並ぶ頃。そう思って昨日の朝、足を運んだ神保町の三省堂本店にはすでに平積み。嬉しくなって、そのまま出向いた新宿では、紀伊国屋本店に未だ並んでおらず、がっかりしていたでした。しかし、夕方には平積みだったと、今日になって友人が教えてくれました。

 書店の新潮文庫のコーナーで、ぜひみつけて読んでくださいね。8月新刊はペリドット色の帯です。そういえば、8月の誕生石はペリドット。私も8月生れです。

 アマゾンも写真は未だですが、購入は可能のようです。楽天ブックスには写真も掲載されていました。

2011年07月 新潮社にて


本に署名するために訪れた新潮社の会議室にて。折りしも神楽坂祭りと聞いて、絽のきものを着て出向きました。さすがにオフィスに浴衣では失礼かな、と思ったので。
洗い張りした状態で祖母の箪笥に保存されていたので、きものは、母の娘時代のものかと思われます。
帯は、捜し歩いて福生のマイコさんでようやく出会った蛍文の帯。明治ものなので、傷んだところを切って、作り帯にしています。

祭りの復活を

来週火曜日の講演会に備え、新潮社で拙著に署名をする。折りしも神楽坂祭りと聞いて、絽のきものを着ていった。

2-3年前にも見ているが、商店街を行く「連」の若者たちの笑顔が美しい。気持ちいいんだろうなあ、と思う。踊りは決して簡単ではないだろうが、見る阿呆でいるより、踊る阿呆になりたい。若いときに、こうした機会を得られて、実に羨ましい。

虐待する親もされる子どもも、祭りに参加できると何かが変わるのではないか。内なるエナジーを発散できて、見られて興奮して、自信がついて、地域の人とつながって、そういう経験が日本人を支えてきたはずなのだが、鎮守の森の消滅とともに都会からはそうしたチャンスが消えてしまった。祭りの復活は、日本社会を立て直す手段のひとつに思えてならない。

もうひとつの『ワシントンハイツ』

『ワシントンハイツ』の文庫版が完成。本日、見本が届いた。われながら可愛くて、嬉しくなる。

カバーも全く違う写真になり、章ごとに設けた扉に写真を掲載。またまた七転八倒しながら、加筆・修正、あとがきを書いたので、もうひとり子どもを出産したくらいの達成感がある。

来月早々には書店に並びます。乞うご期待!

先週末は京都

今日は久しぶりに薬膳の会(ランチ)に出席。高麗人参ジュースを飲んでで元気になった。

先週末を京都で過ごし、昨夜、東京に戻ってきた。月曜日の京都はどしゃぶりだったが、東京はそれほどでもない。台風はゆっくりと進行している模様。

泊めていただいたお宅があまりにきれいにされていたので、昨夜から片付けを始めている。冷蔵庫の中もすっきりした。重曹が大活躍だった。

すっぽんの煮こごり 和久傳製

今年の祇園祭は、京都の知人の家に泊めていただきました。木漏れ日の中で撮影したのは、すっぽんの煮こごりです。和久傳製だから、美味。

一般に、すっぽんの煮こごりと謳ったものも、スープがたくさん入っているので、こんな風にかたまりません。和久傳のは、煮こごりの量が違うのです。ガラス器に入れると、ほら、こんなに美しい。

満月を眺めながら、つい長話をして夜更かしした翌朝に頂くと、思い切り元気になります。これはレトルトで日持ちがするので、我家の冷蔵庫にも常備しています。http://www.wakuden.jp/index_pc.html

2011年 お召しや紬に合うバッグ


正式なお席でなく、紬や小紋、お召しに合うバッグをご紹介。少し大きめなのが便利。kate sapade の赤は、ビニールの反射が近代的すぎるので、季節も着物を選びます。絽は艶があるので、合いますね。
バンコクで買ったジムトンプソンの「シルク+綿」の混紡バッグは、帯や着物の色にあわせて、持ち替えています。右奥のは、レンガ色とモスグリーンのグラデーション。ターコイスのバッグについているのは、COACH製、雪華のキーホルダー。涼を演出します。
藍のぼかしのときなどには、白(アイボリーに近い)を持ちます。

盆の入り

昨日は盆の入り。熱中症が怖くて、朝早くに家を出た。小田急線生田駅にある霊園に向かう。付近に大学があるのだろう。駅は学生でごったがえしていた。

同じく朝を選んだ人々が、花を携えてやってきていた。一瞬、曇って安心していたのに、両親の眠る墓に着いころには、ピーカンになっていた。折りたたみの雨傘を差しながら、墓石を洗う。黒御影は太陽熱を集めるので、触るだけでも熱い。311以降、怖くて来ていなかったので、落ち葉が残っていた。

その後、おはぎだのビールだのつまみだのを墓石に乗せてみたが、すぐに腐ってしまいそうだった。この暑さでは、ここで食べて帰るわけにもゆかず、お供えもののシェアは帰宅してからすることにした。

夜、出席した会合では、全く考えを異にする人々がいて疲れ果てた。放射能は安全だ。福島のものを食べさせない母親たちが子どもを苦しめている、などなど。

彼らの考えがどれほど私と合わないか。改めてブログに書くことにする。

交番の節電

先日、交番で気づいたこと。中でエアコンがまわっているのに、扉が全開。もったいないよね、電気。おまけに、今年は節電だし。

 で、おまわりさんに言ってみたら、若手いわく

「でも、開けておくのが基本なんですよ。誰でも訪ねやすいように」

そうかなあ。紙を貼ればいいのに。節電中ですが、気軽にお声かけください、とか。ガラス張りだから、中は見える。半分閉めるだけでも効果あるのに。それに、道を訊く人だって、交番の中が涼しいほうが嬉しいはず。一瞬でも汗がひくから。

年配のおまわりさんいわく、

「そうだよね。熱が逃げていくから、もったいないよね」

豊かな日本に生まれてマニュアルで育った若者と、不便で貧しい時代を知っている大先輩。世代間ギャップがよく現れている。

 こんなことは、あちこちで起きているように思える。政府も東電も、節電を呼びかけるなら、まずは公務員のマニュアル・フリーから始めてはいかがかしらん。

タイ初の女性首相誕生

タイ初の女性総理が誕生した。タクシン・シナワット、44歳。なかなかの美人である。しかも、話が上手い。突然、彗星のごとく登場したこの女性候補のおかげで、今回の選挙はこれまでになく、タイ全国での盛り上がりは、ちょっとした事件だった。 

インドのガンディ、フィリピンのアキノ、パキスタンのブット、インドネシアのメガワティと、これまでのアジアの女性指導者は、建国の父などの「忘れ形見」である娘や妻とパタンが決まっていた。 

ところが、タイの新首相はチャイニーズ系実業家であり、汚職問題を抱える兄のタクシン元首相がドバイに逃亡中という点で、新しいパタンだ。チェンマイに拠点を置くシルクの老舗シナワットの経営者がタクシン一族である。元首相の妹でありながら、この企業の女性経営者は、政界ではバージンであり、その鮮度も手伝い、大騒ぎになったという。

 まだ現地取材ができていないが、彼女の勝利には2つのことが推測できる。バックにとてつもない資金力があることと、広告代理店並みの選挙参謀がついていることだ。資金はドバイにきる兄タクシンからか、イギリスや中国の大物から出ている可能性も捨てがたい。彼女はテレビよりもFACEBOOKを上手に使ったといわれる。インドネシアで現大統領のスシロ・バンバン・ユドヨノが当選したときには、テレビキャンペーンが上手だった。背後には綿密に計算されたインドネシア系広告代理店社長の存在があった。7年後の今年、FACEBOOKの活用が功を奏した。 

富裕層や知識人の支持者は少ない。だが、彼女はキャンペーン中、賃金引上げなど貧困層に耳障りのいい公約を掲げてきた。兄タクシンと重なる。前政権の不満分子を吸い上げての当選は、国王の健康不安と家族の不祥事も手伝って、タイ社会を大きく変えることになると私は見ている。 

何より大きな勝因は、前政権に国民が辟易していた点だ。日本とよく似ている。豊富な資金力と優秀な選挙参謀を携えたノーマークの女社長が突然、立候補すれば、わが国の政界にも新しい風を巻き起こすことになるのだろうか。最低条件として、現段階で政界と距離があることが大切だ。