『スウィング・ジャパン』のPOP

写真は、紀伊國屋書店新宿南店。新潮社制作のPOPを立ててくださいました。これは事件です!

思えば、3年前『ワシントンハイツ』を出版したときには、自分で手書きのPOPを作成して新潮社に渡していました。♪立ててもらえぬPOPを・・・♪覚悟だったのですが、それでも、認知してもらうのに必死でした。ピンクや紫のマジックを使って、書の合宿が終わった後、熟生の女性デザイナーたちに相談しながら書いたのが懐かしく思い出されます。

ほかにもPOPの立っている書店があるはず。みつけたら、ぜひお知らせくださいね。

そうそう、今日あたり、丸善オアゾでは、『スウィング・ジャパン』と『ワシントンハイツ』文庫版を並べて面陳してくれているはずです。

書店の皆さん、ありがとうございます!

『スウィング・ジャパン』@八重洲ブックセンター

昨日は新潮社の人々と書店めぐり。「『ワシントンハイツ』は売れましたからねえ」と何店かで言われて驚いた担当編集者と私。たしかに7刷までいったところで文庫化。じわじわと売れると書店の印象に残るのだと知る。

この写真は八重洲ブックセンターの入り口にある新刊コーナーで撮影したもの。『スウィング・ジャパン』もベストセラーの阿川本と同格の「面陳」に! サイン本に興味のある方は、ぜひ.

いまのうち平積みのうち

「八重洲ブックセンターに行ったら、秋尾さんの本があったので買いました」。こう報告下さった清水さん、ありがとうございます。

新刊の配本日は盆の入りの13日。すぐに荷解きされないと担当編集者から聞いてはいたものの、両親の墓参の後、神保町の三省堂を覗いたら、早々に並んでいるではありませんか!恥ずかしいやら嬉しいやら、新刊を出すといつもドキドキ・・・。その後、京都、大阪、東京の書店を覗いていますが、新刊、現代史、ジャズ、各コーナーで平積み。感激です。

しかし、こうした特別扱いは永遠には続くわけではありません。どうか皆さま、いまのうちに本屋さんに堂々と置かれている『スウィング・ジャパン』を確認の上、ご高覧のほど、よろしくお願いします

エンジン01教育委員会

執筆から解放され、久しぶりにエンジン01の教育委員会に出席した。 

今回は、藤原和博さんを中心に、いじめ問題について意見を交わしたのだが、藤原先生いわく、積極的に民間校長を置いて外からの風を入れるしかないだろうとのこと。

文部科学省に入省した官僚は、子どもを公立に通わせることを義務付ければ、文部科学省をあげて教育改革に取り組むのではないかと発言してみた。これは総すかんを食ったのだが、先生は、民間校長に文科省の官僚も含むことにし、課長に昇進前に必ず公立中学の校長を3年経験させると決めれば、彼らはリアリティをもって、仕事に取り組むだろうと発言され、着地した形だ。 

なるほど、妙案だが、それなら、他の省庁の官僚も、公立中学の校長を経験するというのが、日本の教育全体には+になるような気がする。そうだ。天下りする人は、その条件として3年間、民間校長を務めるというのはどうだろう。急に目覚めて、すばらしい教育者になる人も出てくるかもしれない。

スウィング・ジャパン――日系米軍兵ジミー・アラキと占領の記憶

秋尾 沙戸子著
2012年新潮社刊/定価1800円/ハードカバー/320頁
ISBN978-4-10-437003-0

戦後占領期、日本のジャズメンから「神様」と呼ばれた日系二世の物語。南里文雄、ジョージ川口、渡辺貞夫、北村英治、宮間利之など、彼から直接手ほどきを受けた人々は数知れない。  クラリネット、サックス、トランペット、ギター、ピアノを弾きこなし、作編曲の才能に恵まれた。戦後日本のジャズレコード第1号は、ジミー・アラキの作曲である。帰国後のジミーはジャズで生きることも、他の二世のように米軍で生きることも選ばなかった。ライオネル・ハンプトン楽団に在籍し、しかし欧州ツアー参加は断り、織田信長が愛した「幸若舞」研究で博士号を取得。ハワイ大学でアメリカ人に日本文学を教えながら、川端康成、井上靖、三島由紀夫とも交流し、「日本の持つ魔力」を生涯追究した。彼の生き様は、私たち日本人が宝の持ち腐れにしてきた「日本の価値」を浮き彫りにしてくれる。移民の国アメリカと日本の20世紀を、複眼的に再検証する一冊。

【書評などは下記のとおり】

★『波』8月号に片岡義男さんの書評が、★『新潮45』9月号と、★毎日新聞8月26日朝刊と、★しんぶん赤旗に著者インタビューが、★『ジャズ批評』9月号に岩浪洋三さんの書評が掲載されています。

♪朝日新聞8月12日朝刊に掲載された後藤正治さん評はコチラ↓ http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2012081200005.html

♪日経新聞8月15日夕刊に掲載された井上章一さんの評はコチラ↓ http://www.nikkei.com/article/DGXDZO44975170U2A810C1NNK001/

♪東京新聞/中日新聞9月4日夕刊に寄稿した「自著を語る」はコチラ→ http://www.tokyo-np.co.jp/article/book/jicho/

【目 次】

プロローグ

第1章 鉄柵の中の「日本人村」

第2章  ハリウッドへの道

第3章  米陸軍日本語学校

第4章 オキュパイド・ジャパン

第5章 ジャズと軍務と文学と

第6章 うずき始めた傷口

エピローグ

進化する大阪

久しぶりの大阪も暑かった! 

京都からの移動は京阪電車で。三条駅から乗車。淀屋橋に向かう特急は、椅子が超快適でびっくり。運賃は普通と同じなのに。

トランジットではなく、新しくなったJR大阪駅をじっくり歩いたのも初めて。駅が再開発されたことも、大阪の行政改革に追い風のような気がする。未来に向かっている印象を持つのは大切なことだ。

祇園祭2012

   今年は宵山から京都入り。携帯カメラですが、その余韻をお届けしますね。
 昨年は宵々山から入ったので、宵山には朝から浴衣で町屋めぐり。しかし、さすがに夜には汗だくになってシャワーに直行。今年は洋服で過ごしてしまいました。本当は祖母の白の越後上布を着ると粋だとわかっているのに、東京から来ると、この暑さに勝てません。
 山鉾巡行当日は「籤あらため」を拝見。その段階では涼しげだった男衆も、巡行する間に苦しげに見えてきて、カメラを向けるのもはばかられます。今年の17日も暑かった!
 こうした儀式を続けているからこそ京都は天変地異から守られる気がします。人々が自然への畏怖の念を抱いている。これが大切なのです。

『スウィング・ジャパン』すでに店頭に

昨日は盆の入り。両親の墓参にでかけ、神保町で打ち合わせ。おそるおそる足を運ぶと、な、なんと、三省堂の1階正面棚に拙著『スウィング・ジャパン』が並んでいるではありませんか!東京堂でも平積み。すぐ青山に向ったので、ほかの書店めぐりは今日の予定。新刊が出たときはいつもドキドキです。

『スウィング・ジャパン』が手元に

新刊が著者の手元に届きました。書店に並ぶのは18日、ウェブ予約は既に始まっています。ぜひ読んでくださいね。

これは戦後占領期に日本のジャズメンから「神様」と呼ばれた日系二世ジミー・アラキの評伝です。ジャズファンなら、その存在は知っているはず。伝説のLPは2001年にCDとして復刻。彼はライオネル・ハンプトン楽団に在籍したこともありながら、幸若舞で博士論文を書き、日本文学研究者として生涯の幕を閉じます。

彼の人生を通して、20世紀の日米が見えてきます。『ワシントンハイツ』の続編、戦前の日米関係にも踏み込んでいます。

出雲大社の七夕祭@六本木

六本木にある出雲大社において、7月7日午後7時に七夕祭を行うのだとか。その前に短冊にお願いごとを書くことができる。

私はといえば、新刊『スウィング・ジャパン』が多くの読者との縁が結べるようにと書いた。評伝の主人公ジミー・アラキは日本のジャズメンに神様と呼ばれた日系二世だが、彼の父は、ハリウッドの出雲大社教教会長だったのである。