阪神大震災から18年

阪神大震災から18年。当時、関西テレビで番組を持っていた私は、被災された方々から多くを教わりました。東京が揺れ不安でいっぱいの311当日、神戸の皆さんの前向きな姿を思い出し、自分を奮い立たせています。阪神大震災から2年後の1月17日、母が63歳で永眠。私にはダブルで重い命日です。

2013年1月 松竹梅帯on羽子板文

羽子板文の着物のアップです。母の持っていた80年代の着物雑誌には、この地紋が嵐絞りとして載っています。おそらくそれを染めで表したであろう小紋です。羽子板にはそれぞれ京紫、橙、黄緑の刺繍が施されています。丸いのは鞠でしょうか。
松竹梅の帯も、かわの屋さんで。本当はお正月文の名古屋帯が欲しいのですが、とりあえず着物に合わせて同時に購入。

相続税をもっと上げるべき

お金を流通させるために贈与税を下げるのは悪くないが、相対的に相続税をもっとひきあげる必要がある。つまり、相続税でこんなに持っていかれるなら、生前贈与してしまおうという機運を作り上るのが大切である。プチ富裕層の金融財産への相続税を高くすれば、贈与せずとも不動産を買っておこう、家を改築しようと思うはず。結果、経済が回りだす。

贈与税の難しさは、財産は親世代から見て介護のための人参であるからだ。先に渡してしまったら、面倒見てもらえないかもしれないという不安と背中合わせである。その意味でも、不動産に投資するのは賢明だ。きょうだいが多い場合、長く同居すれば自分のものになると期待して、子どもが介護してくれるかもしれない。

小正月

雪の中、朝早くに品川から京都へ。駅に出るのが大変だった。

今日は小正月。三千院で甘いぜんざいを、下鴨神社で小豆のおかゆを頂いた。美味。

雪の中の十七回忌

17日は母の十七回忌。本日、新宿のお寺にて法要を行う。といっても、弟家族と私のみ。都心暮らしの私がタクシーに乗り「超徐行運転」につき遅刻とのメールを送ると、世田谷からの弟も「渋滞」で大幅遅刻と返してきた。車もバスもズブっとはまって大変そう。お寺に着けば、ご住職(息子)が雪かき。

2013年1月 裏具→えびすさん


羽子板文の着物は、かわの屋さんでみつけました。今年のお正月は基本、この着物で過ごしましたが、初詣先はいずこも寒くてコートを脱げず、コート姿の記録で終わりました。
ポチ袋や和文具のお店「裏具」は、京都の宮川町にあります。えびすさんの裏門のすぐ近くです。南座を下っていったところです。
この後、宵えびすに佐々木さんとご一緒しました。笹を受け取り、そこに鯛や宝船をつけていく。まるでクリスマスツリーのオーナメントのようでした。

2013年1月 裏千家初釜式 梅文に母の帯

今年は京都の裏千家初釜式に伺いました。地の青が気に入って購入した友禅の訪問着。つい無難に白系の帯を締めたくなりますが、お茶席にふさわしい格を考え、母の帯を選びました.黒留袖用なので、私が締めたのは初めて。
式の後、室町の誉田屋さんに寄ったら、番頭さんが絶賛してくれました。「いままでで一番いいわ。秋尾さん実ははんなり、雅が似合うんやね」
そうかなあ。はんなりは、やっぱり駄目な気がする。でも、地の青が私に合っているのは確かです。

十日戎

宮川筋の「裏具」に寄って、その後、えびす神社へ。十日戎の宵祭だ。

福笹を受け取って、クリスマスツリーのオーナメントのように、鯛だの宝船だのつけてもらう。

女優さんや舞妓さんが訪れる時間もあるらしい。

 

ベアテさん逝去

ベアテ・シロタ・ゴードンさんが89歳で亡くなった。GHQ憲法作成スタッフの紅一点。日本で暮らした経験から女性や子どもの権利を盛り込もうとしたが却下され、唯一生き残ったのが第24条。その経緯は『ワシントンハイツ』第6章を読んでみて。日本側の草案が酷かった事実も知ってほしい。