2016年12月 クリスマス風@祝宴


昭和史が専門のノンフィクション作家・保坂正康さんの出版記念と古稀を祝う会。12月初旬だったので、クリスマス風の装いにしました。。
ところが、です。お祝いの席だからと着物で行ったのに、たった一人で、がっかり。東京のパーティだから、和服率低いのは覚悟していたけれど、少し浮いた感あり。いや、大いに浮いたというべきでしょうか。
髪飾りは、ワシントンDC在住時、ピアスなどを買い置きしたものをつけてみました。Happy Holidaysとか Joysなどの文字、ベル、ギフトボックス、雪華など。飾りの位置を決めるのに自力では無理なので、髪は美容院にお願いしました。
着付けは自分で。着物はトロピカル柄と呼んでいるものですが、赤い花がポインセチアにも見えなくないので、クリスマスに選ぶことは多いです。帯はたつむら。帯締は緑、帯揚は赤にして、強引にクリスマスに持ち込んでいます。
欧米のキリスト教社会なら、大いに受けそうな装い。いや、日本でも若者中心の集いなら話題になったかもしれません。しかし、この日は読み間違えました。年齢層が高かったこともあり・・・。

2016年12月 若冲展へは若冲の帯で

12月4日をもって、しばらく閉じるという野村美術館へ。お茶碗鑑賞を堪能した後、京都市美術館で開かれている「若冲の京都 KYOTOの若冲」展へと急ぎました。
入館締め切りの16時半直前に駆け込んだので、残された時間は30分余りではありましたが、少しも並ばず、好きな絵の前でじっくり鑑賞がかないました。
だから、若冲の帯。雉です。白梅錦鶏以外で、若冲が描いた雉は「樹花鳥獣図屏風」の中に出てくるくらい。そこから取材して描かれたものと思われます。
着物は紬。洗い張りした状態で、母のたんすに眠っていたものを仕立ています。

2016年11月12月 団栗の帯

去年締めそびれた団栗の刺繍帯。祖母の紬と合わせてみました。
晩秋の季語でもあるし、できれば11月中に、とあわてて締めたのが右。友人と軽く食事をしたとき。
他は大徳寺 高桐院にて。12月に入っていましたが、紅葉狩りの人々で混んでいました。人がいない瞬間に撮影するのは、時間を要します。