2018年9月 月釜「観月」へ

吉田鶴栖居月釜へ。テーマは観月。神明舎での講座を手伝ってくれた大沼照実さんと。

観月がテーマのときは、この着物。単衣のお召。母の形見です。母を送ったのが39歳。こんな地味な着物いつ着るんだろう、と思っていたら、満月が映っているかのような文様なので、観月にからんだお席で重宝します。帯は、私が20代のころ締めていたもの。

この後、伊藤久重さんの個展へ再び。

2018年9月 伊藤久重の世界へ

「有職御人形司十二世 伊東久重の世界」に伺いました。会場は高島屋京都店7階グランドホール、また、6階美術画廊でも。

鳥肌が立ちますよ! 何があってもご覧になるべき、ぜひ足を運んでください。期待をはるかに上回る数の伊藤家の作品が集結しているのです。個人、企業、社寺、美術館、皇室からも――。

伊東家の守り神「草刈童子」にも圧倒されますが、長刀鉾の天王人形(和泉小次郎親衡像)にいたっては、現在の巡行の際、(長刀のすぐ下に付けられていて)遠くに拝める12世作だけでなく、初代作も並んでいて、びっくり。壬生狂言の大念仏面(170年前、6世作)まで展示されているではありませんか! ガラス越しとはいえ、心臓がドキドキバクバクしてしまいます。

神明舎で伊東先生のお話を聴いた皆さんはもとより、祇園祭や壬生狂言に興味ある人も、24日までですので、ぜひ。かくいう私も、あと2-3回行かないと、脳内スクリーンに記憶しきれません。Akio Satoko の A-Studio 参加者には別途声をかけますので、ご一緒しましょう。

追伸:伊東先生の世界へは、少し雅を意識して。こういうコーデもたまには・・・。帯、前は桔梗ですが、お太鼓は鼓。ゆえに、バッグも楽器文で。

2018年9月 重陽の節句 投扇興へ祖母の帯で

陽の節句。上賀茂神社の後は、大西常商店へ。仕舞を観た後、投扇興に挑戦しました。扇を標的にあてて、その倒れ具合で点数が決まるのです。紙飛行機飛ばした経験があると、上手にできるみたいです。私はダメダメ。

扇となれば、祖母のこの帯しかありません。扇面(扇形の料紙)に萩や菊、桔梗が描かれています。着物は迷ったあげく、絽。白露を過ぎたからと午前中、単衣を上賀茂神社に着て行っていたら、暑くて暑くて。よって絽に着替えて、出直しました。

2018年9月 雨の音舞台@東大寺へ

講演などの仕事を終えて昨日の朝、東京より帰洛。スーツケースを家に置いてから向かったため、弘道館の講座、前半を聞き逃したことが悔やまれます。その後、着替えて、奈良は東大寺の音舞台へ。

音舞台――。今年は「古都奈良の文化財」世界遺産登録20周年記念で、東大寺大仏殿前が会場でした。しかし、途中から雨に見舞われ、和服の私は(お寺なので右上のコーデ、晴れ日の記録で失礼)、和合羽+レインポンチョ姿で耳を澄まし、アーティストも後ろから大きな傘をさしてもらいながらの熱唱、熱演でした。そんな中でも、ヴァイオリニストの川井郁子さん、輝いていました。さすがです。

上の写真は、私の席から拝した大仏さま。VIP席だと正面からバッチリ拝することができます(右)。ところが、楽屋から会場に戻ってみると、あれれ、扉?が閉じてしまっています。さっきのは夢だったのか・・・。

このところ東大寺といえば二月堂のお水取りしか見てこなかった私。思えば、大仏さまを拝んだのは、修学旅行以来かも。貴重な機会を得て、幸運でした。ご縁に感謝。

追伸:扉?は正確には観相窓と呼ぶそうです。

2018年9月 萩と桔梗文@講演

東京女子大の同窓生が中心の「華の会」からお招きを受けて講演。9月7日ゆえ、まだ羅物です。文様は秋草、萩と桔梗が描かれています。

帯は祖母の蝶文、絽です。萩には蝶が宿ることを京都に来て知りました。だから、この着物には赤か藍の蝶紋を合わせています。

会場は東京のビルの中。しかし写真を撮りそびれたので、数年前のものをご紹介、亀岡の楽楽荘にて。