2010年4月 最後の歌舞伎座

歌舞伎座最後の第三部「助六」は、この菜の花文で。観劇には仰々しいのですが、歌舞伎座とのお別れなので、きっちりと着ました。帯は古箔の竹。節にリアリティがあります。左下に映っているのは、母の道行コートです。緑の濃淡に、紫が入っています。「助六」の江戸紫とは、ここでつながります。バッグはこの季節にふさわしく萌黄色、というより石で言うならペリドット色のクロコで。この着物を手に入れた経緯は、2006 年4月へ。