2010年08月 越後上布


祖母の越後上布、盛夏はこれに限ります。祖母のものは時として縫い糸が弱って、ほつけているものです。縫い直すなら、一度洗い張りに、とお願いしてみたところ、雪晒しにしてくれたので、真っ白になってかえってきました(それまでは、薄いグレーのような印象でしたが)。
帯も祖母のもの。日焼けして色あせしていたので、裏返してかがってもらい、締めています。
日中の陽射しは真夏でも、夜になると忍び寄る秋の気配。白のせいもあるのでしょうが、月末には、この上布では涼しく感じ、絽に着替えて出かけました。