交番の節電

先日、交番で気づいたこと。中でエアコンがまわっているのに、扉が全開。もったいないよね、電気。おまけに、今年は節電だし。

 で、おまわりさんに言ってみたら、若手いわく

「でも、開けておくのが基本なんですよ。誰でも訪ねやすいように」

そうかなあ。紙を貼ればいいのに。節電中ですが、気軽にお声かけください、とか。ガラス張りだから、中は見える。半分閉めるだけでも効果あるのに。それに、道を訊く人だって、交番の中が涼しいほうが嬉しいはず。一瞬でも汗がひくから。

年配のおまわりさんいわく、

「そうだよね。熱が逃げていくから、もったいないよね」

豊かな日本に生まれてマニュアルで育った若者と、不便で貧しい時代を知っている大先輩。世代間ギャップがよく現れている。

 こんなことは、あちこちで起きているように思える。政府も東電も、節電を呼びかけるなら、まずは公務員のマニュアル・フリーから始めてはいかがかしらん。