重陽の節句と烏相撲

奇数(=陽)の最高数「9」が重なる重陽の節句は、厄払いの日。菊のお酒をいただいたり、菊の露を含んだ綿でからだを清めたりするのです。写真は昨年のものですが、今年も上賀茂神社では菊酒がふるまわれました。

菊酒@重陽の神事-150x150IMG_8451

だから、菊の文様なんです。上賀茂神社での「重陽神事+烏相撲」には、菊かヤタガラスをまといたくなる。でも、9月9日ではあまりに暑い。どうしても、絽を選びたくなる。この日は斉王代とその関係者も列席されるため、結果的には、はんなりの着物で正解だったのですが。

烏相撲は、上賀茂神社のヤタガラス伝説と、不作をもたらす悪霊退治の信仰である相撲、宮中の相撲の節会があわさって出来たものだと言われています。刀根が烏飛びなどの作法をして、子どもたちが相撲をとるのです。個人情報の保護から、写真はアップ できないのが残念です。IMG_8466 立砂

IMG_8481斉王代 烏相撲2014