観光客が押し寄せるワシントンDC

さかのぼって、土曜日の話。
週末はアパートの接続がうまくゆかなかったのでした。

土曜日は朝から議会図書館に出かけた。まずは本をリクエストして、月曜日夜に備える。公文書館の後で訪れても、本が出ていれば、時間を有効に使える。
リーディングルームのカウンターでは、IDカードがリニューアルしてウェブからリクエストできるようになったといわれたのだが、急ぐのであれば、これまで通り画面検索して手書きで提出したほうが早い。
しばらく来ていなかったので、段取りを間違えることが多い。リサーチャー用の入り口に来て思い出した。土曜日は、ここから入ることができなかったのだ。はるばる周ってきたのに、また大きな道路を渡らなければならない。そして案の定、地下道のあるフロアを間違えた。早くも迷子になりかける。
本のリクエストを終え、外に出ようとして、またまた意図せぬ場所に出てしまった。途中で会った、かなり肉付きのいい職員のオバサマたちに誘導され、観光客と同じ出入り口へ。
凄い!中も外も観光客でごった返している。すぐそこにある議事堂とセットで見学している風だ。これも、ダン・ブラウン効果か。
日本政府も観光客を呼びたければ、日本に埋められた謎を村上春樹さんに書いてもらい、世界中に翻訳本を出せばいいのではないだろうか。