2018年2月 梅は咲いたか♪ 白梅文の帯で北野天満宮へ

IMG_8164北野天満宮へ。ここの境内は、梅が咲いていなくても梅文を纏いたくなるから不思議です。未だ咲きそめし、くらいでしょうか。
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花開いている梅の木を探して、撮影してみました。
母の晩年の着物に、赤地に白梅の描かれた帯を締めています。

2018年2月 マイコさん、舞妓さんに会う 梅文に空色のコートを纏って

福生からマイコさんがやってきた。そういうときは、ぎおん楽楽にお誘いするのです。
マイコさんと知り合ったのは、横須賀の米軍基地でした。そのころは未だ、『ワシントンハイツ』を書くなどと想像もつかず、そう、四半世紀も前のことです。彼女のご主人は、ペンタゴンの教育者。在日の米兵の教育を担っていたのです。
帰ろうとして花見小路を上がったら、きゃ、久しぶりやねえ。先日四条通でスッピン状態で声をかけてくれた舞妓さん。一緒に写真を撮ろうとしたら、「外国人だかり」になっていまいました。
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2018年2月 お茶体験の会へ 貝紫で描かれた帯で

IMG_7699昨日は、初心にかえって、とあるお茶室へ。この着物、顔うつりがいいので、セールで反物を買ったのですが、描かれている花が何なのか、わかりません。帯は帝王紫で描かれています。
この後、京都アスニー、文化博物館で映画「祇園祭」を観て、疲れ果てました。超大物俳優たちがチョイ役で出ているパロディ感だけでなく、祇園祭の描き方が間違っているので、うーん、なんだかなあ
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2018年2月 おひなさまを神明舎に飾りました

昭和9年製造の、母と私の雛飾り。京都のマンションは、きものと資料が増えてきたため手狭になり、神明舎に飾ることにしました。
この大島は小さいので、母の若いころのものと思われます。帯は、青山みともさんが銀座にあったころに購入したもの。

2018年2月 紀元節はヤタガラスの帯で

IMG_7514建国記念日はヤタガラスの帯で上賀茂神社に参列。神武天皇東征の際に、賀茂建角身命(上賀茂神社のご祭神、賀茂別雷神の祖父)がヤタガラスに化けて先導したとの言い伝えを踏まえて。
その意味を理解している神職さん、伶人さんが帯に注目して、神事のあと、しばし話題に(写真右)。P2000036-コピー-300x200
昨年、寒色系の着物の上から締めたところ、喪服に見えてしまったので、今年は朱色の着物で。紋が間に合っていないので、夏の間に入れるつもり。おそらく縫い紋で。
この日、子供たちの剣道柔道、そして蹴鞠保存会により蹴鞠が奉納されました。私はこの後、金毛院、そして吉田家へ。
この日、おみくじを引くには理由があります。数年前、この日に琵琶湖畔で熊を食し、京都に戻ってから参拝。おみくじをひいたら凶が出たのです。熊=神説があり、深く反省しました。なぜって、上賀茂で凶が出たの、初めてだったから。IMG_7547
朝から神事に参列した今年、おみくじを引いてみると、大吉が出て、ほっとしている春隣。洛北らしく時雨てはいたのですが、さほど寒くはなく、春隣という表現がぴったりでした。

日の丸の風景

IMG_7508上賀茂神社では紀元節に、武道や蹴鞠の奉納があります。神事の前に、日の丸掲揚。

その後、金毛院の月釜、そして、吉田家へ。日の丸が掲げられていました。

「日の丸掲げるとこ、減ったよねえ」と同世代の間で話題に。「金具もないからね」

IMG_7573我家も、東京に転勤してすぐ社宅にいたころは掲げていたような。でも、いつごろからか。東京の民家で見かけることはなくなりました。

世界各地を歩くと、自分の国旗を誇りに思えないのって、みじめな気持ちになるんです。だから、掲げてみたい衝動にかられたことが何度もあるのだけれど、左翼色の強いジャーナリズムでもアカデミアでも、右翼の烙印を押され、面倒なことになるから止めてきた私です。

オリンピックのときだけ日の丸が出てくるのって、やっぱり変。国旗に罪の意識を刷り込んだ、戦後の偏った空気も。そう感じている人が増えてきて、一気に右傾化していく危険をわかっているのだろうか、むやみに日の丸批判をしてきた人たち。戦争をちゃんと検証することをしないで。IMG_7577

帰りしな、六角通の自販機の前で、こんな光景が・・・。金具なくても、掲げている人がいるのです。この光景をどう見るか。いまの日本では、両極端に分かれるだろう。戦争の実態をわからないまま、ひたすら感覚だけで。

戦争にいたるまで、戦争中に何が起きたか、いまこそ知るべき共有すべき。戦禍に巻き込まれたら、自分んたちの暮らしがどうなるのか。想定する力が求められているのです。