信貴山の虎

誕生日が寅の日と知った私は、虎と縁のある社寺を巡ろうと、奈良の信貴山に出向いた。実はここは、寅年に訪れるべきワンダーランドでもある。若冲の虎の帯、ここでも大活躍(写真はのちほど)。

信貴山は、毘沙門天王が日本で最初に出現されたという、毘沙門天王信仰の総本山。聖徳太子によって開山されたという。毘沙門天王像は左に禅膩師童子像、右に吉祥天像とともに内陣の正面に安置されている。

こちらの寅信仰は、聖徳太子がこの山で毘沙門天王を感得されたのが寅の年、寅の日、寅の刻であったといわれている。今年は聖徳太子の遠忌1400年。日ごろ六角堂で聖徳太子に参拝している私は、そのご縁で、ここに注目。参拝する流れとなったのかもしれない。

入口に、とてつもない張り子の虎がいるとはネットで見て知っていたが、虎のポストや虎の授与品があれやこれやで楽しすぎる。早朝の玉蔵院は掃除中。左奥の出世毘沙門天(刀八毘沙門天)に手を合わせた。刀が八本もある毘沙門天さま、どうやら闘いに強いらしい。その後、本堂に向かったものの、京都での用事も控えており、落ち着いての参拝は、寅年になってから。

本当なら寅の日参拝が望ましいが、元旦と重なるため、すさまじい数の参拝客が予想される。そもそも車がないと辿り着かないので、寅の日参拝は2月以降にしようと思う。