唐津焼きもん祭

昨日もまた、忙しい一日。新大阪発、朝7時過ぎの新幹線で、唐津へ。博多のホテルに荷物を預けて、高速バス。茶友で福岡・京都の二重生活をされているマダムAと。

平成最後、令和最初を唐津で過ごし、それ以来。焼きもん祭を少し見て、矢野くんのお茶碗を買う。マダムAのお見立て、わーい。夏に向けて平茶碗として使える。

大島邸でのお茶席では、親子で比翼のお点前。マダムAが見事にお正客を務められ、亭主の和尚がマダムを「岩下志麻さんです」と紹介すると「三木のり平です」とお答えになる。実際、どっちにも似ているのだが、マスクをしているから後者の相似具合が、ご連客にはまったく通じなかった模様。

夜は再びバスで博多に戻り、ご亭主からご紹介いただいたお店へ。おかげで、色々なお料理が、李朝や古唐津などの器に盛られて、口福眼福の夜を過ごしたのであります。

宿泊先は「変なホテル」。恐竜がレセプショニストというので若い人の間では話題らしい。本当は東急ステイにを推薦されていたのだが、日常が戻ってきたら、ホテル代が上がってしまい(安い部屋がすぐに売れただけかも)、予算に見合う若者モードのホテルに泊まる流れになりました。

博多は取材かトランジットでしか来ていなかった街。でも、なんだかワクワクさせるものがある。川面に映るネオンがうつくしい。大阪とは違う魅力がある。若者の姿が目につくのはなぜかな。またまた観察しにやってきたい。

お着物、東京からずっと同じ、藤づくし。3年前と同じでいいのか、と思いつつも、段取り検索と長距離移動で心身ともにヘロヘロだった私。