蜷川有紀さん個展、日曜日まで

あれは4年前ーー。有紀さんの個展レセプションに出席すべく渋谷公園通りを歩いていると、あれ? 三代目龍村光峯夫人。中に入ると、あれ? 能楽師の河村晴久さん。ここは京都だった?
もちろん、女優や作家がたくさん押し寄せて、東京組もいるんだけど、この京都率の高さは何? と思ったものです。その日は、猪瀬元知事との婚約発表の場でもありました。
猪瀬さんはノンフィクション作家の大先輩。他方、有紀さんとは、服飾デザイナーの鳥居ユキさんのご縁(写真の服もユキ先生のアイリス柄)。朝の番組コメンテータとしてYUKITORIIのお洋服を借りていたたためご招待を受けるようになった東京コレクション。年に2回著名な方々とお目にかかるうち有紀さんともお話するようになり、しかし、ある日、絵も描かれると知って驚きました。さらに、あの猪瀬さんと再婚するというニュースは、目が点!の衝撃でしたが。
舞台「サロメ」が強烈で、女優としての存在感、若いころから注目していました。が、ご本人は子どものころから絵描きになりたかったとか。前回は薔薇一色の印象。実はダンテの『神曲』に挑戦していたのだと知り、感動を新たにした次第。これからの展開が楽しみ!
我家の壁は収納でぎっしりなので、小さめのを購入できればと期待したのですが、どれもこれも欲しいのは、全部赤丸。特にお気に入りの少女の絵は、みんなに愛されているみたい。やはり個展は初日に行かないとだめですね。
そのうち猪瀬さんが会場来られて、例のごとくマイペースぶりを発揮。それを上手にいなす妻ぶりも微笑ましく、最後は、猪瀬さんご自慢の赤いテスラに乗せていただき、西麻布までご一緒したのであります。
個展は日曜日まで。外出したら渋谷駅で下車して、ぜひBUNKAMURAへ。

 

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