防災の日

朝9時、東京都の訓練の様子が中継されていたが、手ぬるい。こんなにモタモタしていて、大丈夫なのだろうか。 

それよりも、地下鉄が心配だ。線路の上で自動停止すれば、真っ暗で閉じ込められる。津波の可能性を考えれば、一刻も早く地上に出て、ビルの上に逃げ込みたいのに、駅員はどうやって動員するのだろう。このシミュレーションだけは徹底してほしい。

 311の後、私は防災グッズを持ち歩いていた。外で被災して、そのまま避難所へ送られるパタンを想定してのことだ。家では、大きなスーツケースに避難所で必要とされそうな物を詰めて、瓦礫の中からも取り出せるようにしていた。ところが、危ないと言われた6月が無難に過ぎたので、持ち歩くのもLEDライトと眼鏡と気が緩んでいた。

 再び9月危機説が囁かれる中、改めて気を引き締めねばならない。港区では津波の水が川を伝って上がってこないとも限らない。豪雨で灌水する可能性もある。よって、1週間篭城できる水と食料、カセットガスコンロが必要だ。今日はその点検に徹した。

 津波の場合は、建物の上に逃げればいい。だが、火事に備えてどうしたらいいか。もう少し研究してみる必要がある。