移民1年に20万人計画は見直すべき

「今回のウクライナで、日本人、いろいろ学習できましたよね」

京都で暮らす40代の女性が何気なく、こう語った。

--そんなわけないでしょ。そこまでの想定力があったら、日本の将来万々歳。そうじゃないから心配なんです。

ウクライナ情勢で学ぶべきことは、大国の思惑で国家が分断される可能性があるということ。しかも、住民投票という、きわめて民主的な手法で。ロシアはクリミアをきっかけに東ウクライナを併合することを射程に入れているはず。それを、中国はじっくりと観察しているのです。

早晩、日本でも同じことが起こりえます。年間20万の移民を入れる計画は危険です。しかも「新移民」にまで「外国人参政権」を与えれば、「新移民」が集中した地域は、住民投票で日本から分離独立、「新移民」の母国に帰属が可能になるのです。最初の危機は沖縄に訪れると私は観ています。

移民受け入れには条件が必要です。まず1年に20万人は多すぎ。5年で100万人ですよ。移民の母国も多様であるべき。特定の大国から1度に数万人ずつやってきて過疎地で暮らせば、住民投票であっという間にその土地は日本ではなくなるのです。しかも、彼らは母国にいる家族をごそっと日本に呼び寄せるのです。外国人参政権も、昭和から日本で暮らした人々、あるいは30年以上日本で暮らした人々にに限定すべきです。

日本の若者だって非正規雇用なのだから、外国人労働者も5年限定でいいのではないでしょうか。あまりに優秀で、日本企業が正規雇用を考えたいのみ、その枠を広げればいい。あるいは、呼び寄せる家族の人数を限定すべきなのです。

毎年20万人も来られた折には、彼らが日本的価値やモラルに寄り添わず、日本人が欝になる可能性も覚悟せねばなりません。当然、犯罪者も大量に入国してきます。マフィアのような地下組織だけでなく、一見、普通の労働者のように見えて、実はグローバルな犯罪ネットワークにつながる人々も含まれるということです。日本の安全神話は飛んでしまいます。対岸の火事で眺めていた事件が、日本国内で起きるということなのです。人身売買やテロも起きるということです。

TPPより、はるかに危険な移民20万人計画。この動きに目を光らせることこそ大切なのです。