バラ柄とアメジスト


誕生日の食事は、広尾のイタリアンレストラン。ミラノかローマにありそうな空間だ。

ワンピースは鳥居ユキ先生の2011年春夏もの。バラをモチーフにしたプリント。ウェストはシャーリングで締まっています。下腹が出ると、着られません。

久々のワインに備え、アメジストのペンダントを着用。最近はウィスキーと焼酎、蒸留酒ばかり。いきなりワインでは心配なので、酔い止めとして知られるストーンを身に着けることにした。夜でなければ、柄の色から見て、ラピスや琥珀でもよさそうです。

サンデーフロントラインのスタジオへ

ニュース選定委員として、いつもコメントを提出しているテレビ朝日「サンデーフロントライン」。スタジオに呼ばれたので、行ってきます。初体験。

追伸:着物はスタジオで浮くので止めて、と言われてしまいました。

きもの特集の撮影

今日は某女性11月号の着物特集の取材を受けた。

11月号というくらいだから、この暑さの中、袷の着物を着ねばならず、思わず「室内で撮影ですよね」と聞いてしまった。

某ホテルのエグゼクティブフロアの一室で撮影。メークも着付けもカメラも、仕事が早くて感動した。そんなプロ集団だから、写真は額面以上。あまたある着物の中から、結局、母の黒地の訪問着に龍村の帯と。これが一番似合うから、つい選んでしまう。

着物ブログ用に写真を撮ってはもらったのだが、先方に了解をとるのを忘れたので、発売が近づいたら、媒体名とともにお伝えします。

誕生日を迎えて

誕生日がやってきて、またひとつ、歳を重ねてしまった。あらら・・・。

最近、1年経つのが早くて、本当に困る。重ねるにふさわしい充実した1年を送れているのかどうか。

広尾のイタリアンレストランで祝ってもらった。初めて訪れたが、ミラノやローマにありそうな、少し大衆的な店の雰囲気をかもしだしている。イタリア大使館御用達と聞いた。奥の部屋に西洋人がたくさん、そして私たちの近くには、アメリカ人のグループが食事をしていた。近所には米海軍施設「ホテルサンノー」がある(『ワシントンハイツ』参照)。からだの大きさからいっても、彼らは軍人とお見受けした。キャンティから分かれたアッピアよりも、彼らにはこちらのほうが馴染むのだろう。

そういえば、ワインを飲んだのも、久しぶり。最近は蒸留酒ばかりだった。酔いがまわらぬよう、アメジストのペンダントをつけていった。LAで購入したもの。

空海@NHKBS

空海の特番がNHKBSにて、今夜から3夜連続で放送される。高野山に行った人も未だの人も、ぜひご高覧を。

それ以外にも、終戦特番目白押しで、視聴者としては忙しい季節だ。

モスキーノ花柄

この花のモチーフは2003年のモスキーノ。伊勢丹でスーツを買い、その後、ミラノに出向き、このシリーズを買ってしまった私です。時間があるときに、撮影してアップします。

このバッグは、伊勢丹のアイカードのセールで半額で購入しています。このペリドット色のワンピースに便利。

ワシントンハイツ文庫版

 お待たせしました。カバーの写真をアップするのにようやく成功。 特色を使った写真データを装丁室からもらってはいたものの、ここに掲載するのに加工の仕方がいまひとつわからなかったのでした。

 店頭では、黄緑色の帯がかかって、平積みになっていると思います。新潮文庫8月新刊の証です。

 解説は片岡義男さんにお願いしました。BOOKの書評をクリックしていただくとわかるのですが、単行本が出たときに最初に書評してくださったのが片岡さんでした。また、新潮社のYOMYOMでも。2回も取り上げていただくほど、ワシントンハイツへの思い入れは半端でないと感じました。

 単行本には、ワシントンハイツを記憶している方々を中心に興味を持っていただきましたが、文庫は若い世代にも読んでもらいたいと考えています。なにせ、渋谷・原宿・表参道の昭和史そのものですから。日米蜜月の馴れ初めを、自分の歩いている街を通して、わかってもらえればと考えております。

 

 

浅野忠信さんのファミリーヒストリー

 NHKの番組を観て、不覚にも涙してしまった。

 その番組とは昨夜放送されたNHKの「ファミリーヒストリー」。祖母と母を置いてアメリカに帰った、浅野忠信さんの祖父の消息をスタッフが調べあげる。浅野さんにとってルーツ探しともなるこのドキュメンタリーには、最後にゆるぎない愛の証しが示される。こうなると、ドラマや映画よりも強い。制作スタッフもさぞ心が震えたであろう。

 浅野さんのおじいさまは、きっと占領期に日本にいた米兵に違いない。『ワシントンハイツ』を書いた私は、そう直感して放送を楽しみにしてはいたのだが、かくも美しいサプライズが待っていようとは・・・。一緒に暮らしていたら、見えなかったかもしれない深い愛。浅野さんいとっても、おかあさまにとっても、ご自分が生れてきた意味を再確認されたのではないだろうか。

 きっと再放送されると思うので、ぜひご高覧を。

文庫版 ワシントンハイツ:GHQが東京に刻んだ戦後

秋尾沙戸子著

2011年新潮社刊(2019年増刷)
ISBN978-4-10-135986-1

単行本の出版から2年。日本エッセイストクラブ賞に選ばれてから1年。ついに新潮文庫からもうひとつの『ワシントンハイツ』が誕生。

本文に加筆・修正しただけでなく、電力・原子力にまつわる日米関係が、少し長い「文庫版あとがき」に記されている。解説は片岡義男さん。

下記のサイトから購入できます。

AMAZON https://www.amazon.co.jp/dp/4101359865/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/11253139/
HMV https://www.hmv.co.jp/product/detail/4171503/

ターコイス

2008年アメリカ大統領選の民主党大会取材中に購入。コロラドのデンバーの会議場のスーベニアショックで売られていたもの。直す前から、この小ささ。私にはぴったりですが、普通の手首だと入らないかもしれません。

コロラド産ですから、本物です。鈍感な私でもパワーを感じます。

下のペンダントヘッドは、ロスで購入。珊瑚との組合せがいかにも、アメリカンインディアンという感じ。デザインが気に入りました。