『スウィング・ジャパン』@日経新聞夕刊

昨日の日経新聞夕刊に井上章一さんが『スウィング・ジャパン』を評してくださいました。4つ星ですが、彼の選んだ中では最高点です。

ジャズのジミーと日本文学研究者のジェームズ・T・アラキが同一人物とは、この本を読んで初めて知ったという人は少なくありません。その目線で読んでも楽しいはずです。

内容はウェブでご確認ください。紙面写真の下をクリックしてくだされば、リンクできます。http://www.nikkei.com/article/DGXDZO44975170U2A810C1NNK001/

戦没者に思いを馳せよう

今年の8月15日も考えることの多い1日だった。

終戦の日がお盆の最中というのもきっと意味があるのだと思う。日本人全員が、戦争の犠牲になった人々の魂に思いを馳せ、今日まで生あることに感謝できれば、日本が真に豊かな社会になれるはず。

だから謙虚に一言つぶやこう。ありがとうございます、と。

 

『スウィング・ジャパン』@朝日新聞書評

今朝の朝日新聞の書評欄で『スウィング・ジャパン』が大きく取り上げられました(左。この面で最大)。

評してくださったのは、ノンフィクション作家の後藤正治さん。ありがとうございます。

 

詳しくはウェブで。アドレスは新聞写真の下をクリック ↓ http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2012081200005.html

2012年7月 『スウィング・ジャパン』著者プロフィール

著者6
新刊 『スウィング・ジャパン』が7月18日に刊行されました。いまなら平積みされていますので、ぜひ手にとってくださいね。
著者プロフィール撮影に着用したのが、この着物。本のカバー袖に使われた写真は、作家らしく、もっとキリっとした表情です。これは宣伝用の写真。新潮社のカメラマンが撮ってくれました。
誉田屋山口源兵衛さんプロデュースの帯「雨あがり」。102歳で亡くなった名人95歳の時の渾身の作品です。お太鼓部分はアザミと蜘蛛の巣、それにドクダミです。蜘蛛の巣の水滴は銀糸で掬っているのですが、それを織りながらどの位置に入れていくかが名人芸。そのタイトルにふさわしく、帯締めと帯揚げを空色にしてみました(2007年には着物を空色にして着ています)。
着物は、晩年の母の江戸小紋の絽。身幅が大きいです。            c新潮社

2012年7月 花柄の夏お召し

花柄2夏お召しと思います。とても涼しい日でないと盛夏には難しいかもです。
しかしながら、この色使いで花柄、私好みなんです。現代物の薄物には見つけられません。乙女屋さんで購入しました。
絽つづれの帯、これもハイビスカスを思わせる花柄。ムガのくし織りもいいなあ、と思っていますが、勿体無くて締めていません。

水玉のワンピ

昨日、またひとつ歳を重ねてしまった。誕生日が嬉しくなかった時期もあるのだが、311を経て、今日まで生あることにひたすら感謝である。

今年は神宮花火が誕生日と重なり、前半の30分を自宅から眺めてレストランへと移動。かつてテラスから堪能できた神宮の花火も、間に大きなビルが建ってど真ん中が隠れ、大きな花火しか鑑賞できなくなった。

さて、イタリアンといえば、キャンティからアピアに転向というのが業界人のパタンだが、ある時期、銀座のエノテカ・ピンキオーレにかぶれ、ここ数年、私は広尾のラ・ビスボッチャがお気に入り。穴ぐらのような店の造りと日本語カタコトのイタリアン人のせいで、現地にいるような錯覚に陥る。

 

スカート部分がかわいいワンピは1990年、東欧取材の途中、「西側」の空気が吸いたくなりワールドカップに沸くローマに立ち寄って衝動買いしたもの(ボレロはユキ・トリイ)。手袋も専門店で購入。LVと草間弥生さんコラボで水玉が流行りの今年、22年ぶりに復活。巷でいわれるような「3年着ない服は捨てろ」というのは、私には向かないゆえんである。

誕生日には感謝を

昨日、またひとつ歳を重ねてしった。誕生日が嬉しくなかった時期もあるのだが、311を経て、今日まで生あることにひたすら感謝である。

 今年は神宮花火が誕生日と重なり、前半の30分を自宅から眺めてレストランへと移動。かつてテラスから堪能できた神宮の花火も、間に大きなビルが建ってど真ん中が隠れ、そこからはみ出る大きな花火しか鑑賞できなくなった。

 さて、イタリアンといえば、キャンティからアピアに転向というのが業界人のパタンだが、私はある時期、銀座のエノテカ・ピンキオーレにかぶれ、ここ数年、広尾のラ・ビスボッチャがお気に入り。穴ぐらのような店の造りと日本語カタコトのイタリアン人のせいで、現地にいるような錯覚に陥る。

写っていないスカート部分がかわいいワンピは1990年、東欧取材の途中、「西側」の空気が吸いたくなりワールドカップに沸くローマに立ち寄って衝動買いしたもの。LVと草間弥生さんコラボで水玉が流行りの今年、22年ぶりに復活。巷でいわれるような「3年着ない服は捨てろ」というのは、私には向かないゆえんである。

ニュージーランド火山噴火

ニュージーランドのトンガリロ火山、115年ぶりに噴火。このニュースを対岸の火事と思ってはダメ。311の直前に、ニュージーランドの地震があったことを思い出して。地下は環太平洋で連動している。アメリカ西海岸やハワイにいる人も要注意。避難場所を想定しながら、地球に自然に感謝して日々を過ごしましょうね。

米国の広島調査

いつも8月6日の朝には黙祷。小学生代表者の「平和への誓い」を聴いて涙する。だが、昨日はその時間は新幹線で移動中。今朝You Tubeで確認した。広島の子どもたちは命の重さを知っている。それが全国の小中学生に伝わり、いじめの抑止力になるといいのに。

ところで、アメリカは戦後すぐ戦略爆撃調査団を広島・長崎に送り、原爆の効果を調査。その通訳を担ったのが日系二世だった。『スウィング・ジャパン』第4章、149頁