2014年10月 雷文の帯と矢の八掛で、上賀茂神社へ

IMG_1654上賀茂神社は賀茂別雷神社が正式名称です。神代の昔、秀峰神山にご祭神・賀IMG_1646茂別雷耐震がご降臨されたことを起源としているのです。だから、前に雷の織られている、この帯を締めたくなるのです。お太鼓は若冲の雨龍図ですが。
八掛が面白いでしょ。3本の矢。別に安倍政権に媚びているわけではありません。くもの巣同様、試作品の存在していたので、譲っていただいたのでした。『山城国風土記』逸文では、玉依日売が加茂川の川上から流れてきた丹塗矢を床に置いたところ懐妊し、それで生まれたのが賀茂別雷命だといわれているのです。
人形仕立てにしようとした貝紫の紬。京都では裾まわしだけで、袖口につけないそうです。が、しかし、袷に見せたい私としては、袖口も必要。もう一度、仕立てに出します。