2003年6月26日

終わりと始まり

「スーパーモーニング」は今日で最終回。前田吟さんがキャスターの時から1年3ヶ月。自分が座長を務める番組が終了するときは、大きなプロジェクトを終えた組が解散するのに似て、感無量だ。だが、こうして脇役の自分が途中下車するときは、別の寂しさを伴う。自分がいなくても番組も会社もまわっていく。自分は歯車のひとつにすぎないのだと思いしらされる。放送終了後、花束を受け取りながら、サントリーを結婚退職した日を思い出した。

反省会の後、出演者の皆さんと全日空ホテルで食事をとった。7月から司会を担当する赤江アナも一緒だ。

とにかく顔が小っちゃい。目が大きくて鼻が高くて歯がきれい。無駄な肉もしわもない。明るい未来にまっしぐら。そういえば、私が初めてテレビに出たときも、このくらいの年齢だったよね。なんだかお母さんの心境で、まじまじと珠ちゃんを眺めたのであった。

夜は句会。急いで4句考えねばならない。辰巳君が新幹線の最終で京都に向かうというので、東京駅のユーハイムでドイツ料理を頂きながらの会となった。金沢から陶芸家・大樋年雄さんも参加した。彼も相変わらずエネルギッシュ。今日の句会は増田明美さんの句が妙に艶っぽくて話題になった。もしかして、恋の始まり・・・?

その後は某編集部で打ち合わせ。土砂降りの雨の中、タクシーに乗り込んだ。これまでコミットしたことがないテーマに取り組むことになる。久しぶりに国内取材であちこち飛び回ることになりそうだ。