Akio Satoko の A-Studio@神明舎  vol.4 秋の夜長の能語り

先日の「Akio Satoko の A-Studio vol.4 秋の夜長の能語り」@神明舎。おかげさまで無事に終えることができました。お忙しい中、お時間を作ってくださった能楽師の河村晴久先生、参加してくださった皆さまにお礼申し上げます。

外国人と同じくらいお能がわかっていない私たちに、物語を通してお能のツボを語って頂き、謡の手ほどを、とお願いしておりましたが、面と装束までご披露頂きましたこと、河村先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

おなかから声を出して謡うと言う経験が、どれほど気持ちいいものか。各々、からだで感じ、細胞が反応したことに満足しつつ、欲を言えば、もっと謡いたかったという声もたくさん届いております。河村先生、ありがとうございました。皆さんが満たされた気持ちになることこそ、この講座の目指すところです。

ニュースを読んでいた時代、下手くそな私にプロデューサーが言ったものです。「サトコも謡をやっていたら良かったのになあ」。そのとき謡を始めていたら、いまでもテレビ画面の中にいたでしょうか。

私の時間は取り戻せませんが、若き企業人は謡に取り組むべき。人の上に立ちたいなら、なおのこと。企業研修に謡が取り組まれることを祈りつつ、今秋は特に能鑑賞に勤しみましょう。