吉切符入りの儀

吉切符入りとは、神事はじめ。各山鉾町で、この日にご祭神をまつり、祭りの無事を祈って、打ち合わせを始めます。ほとんどの鉾町が1日に行うのに対し、長刀鉾町は1日にお千度の儀があるため、5日に執り行い、養子縁組を行った稚児を初めて長刀鉾町に受け入れるということになります。この前2日間、舞の練習をするのですが、この日初めて役員たちの前で、蝶トンボの冠に裃をつけ、太平の舞を披露。その後、2階の窓から一般の人々に向けて披露します。この瞬間を待ちわびて、大勢の人が集まります。