2012年4月 白木蓮、ときどき紫木蓮・・・

木蓮バストショット@明治生命2木蓮@明治生命3本当は句会に着るつもりだった縞に木蓮文の着物。次回作の描写のため、丸の内界隈を歩いた折に着用しました。昭和20年代に自分がトランスするためです。白がほとんどですが、中には薄紅も(紫木蓮のつもり?)。
「なんだか舞台衣装みたいね。ま、秋尾さんなら、着こなせるでしょう」と手に入れてから見せた和服好きのお姉さんに指摘され動揺したのですが、購入の決め手は、ターコイスブルーの八掛と、枝ぶりと花の描き方でした。
木蓮文の刺繍帯も合わせて購入(@乙女屋さん)。でも、東京で着るには「木蓮づくし」がクドイのと、表に出ない部分の生地が厚くて結びにくいので、見送りました。裏をタイシルクにして仕立て替えるつもりですので、それから改めてご紹介しますね。
この赤い帯は母の若いころのもの。経年から端が擦り切れ直したいところですが、幅を縮めるのに抵抗があり、帯芯を赤にして目立たないようにする予定。バッグはkatespade。和服には少し大きめですが、たくさん入るので、つい・・・。
着物はかなり古いと思われます。裾に綿が入っていましたから。でも、初めて着たこの日、途中で綿が出てきたことがわかり、ショックでした。アンティーク着物の難しいところですね。
ちなみに、ワシントンDCの議会図書館でも毎年、小ぶりの木蓮が花を咲かせます。あれは、マグノリアなのだろうと思っていますが、それゆえ、アメリカで着ても受けそうな文様です。