ベルリンの壁崩壊から32年、白雲神社で火焚祭&湯立神事

日本時間では、今日がベルリンの壁が開いて32年。共産党独裁政権を倒して自由を手にしてから、彼らは幸せになったのかどうか。ドイツでは、コロナがまた感染拡大が深刻となりつつあり、かつ、アラブの春の際に入れてしまった移民の問題が尾を引いています。

とはいえ、ミャンマーでは突然、軍事政権が再び権力を握り、アフガニスタンでは米軍が撤退を始めたらタリバンが政権を奪取したことを思えば、旧東ドイツの人びとは自由が奪われたわけではありません。このまま平和が続くことを祈ります。

その点、日本は恵まれています。コロナの被害も少なく、自由は担保されています。自分で考え判断する習慣さえ持ち続ければ、いざという時にも自力で判断し、生き延びることが可能です。神仏に感謝を捧げ、謙虚に生きていけば、きっとだいじょうぶ。

京都御苑にある白雲神社では、火焚祭&湯立神楽が斎行されます。琵琶との縁が深かった弁財天さまが祀られた神社が御苑の中に残っているのです。この日、京都にいられた私は、湯立神楽のお湯を浴びて、無病息災を祈ってきました。