バルーンスカート

鳥居ユキさんがバルーンスカートを発表したとき、嬉しくて嬉しくて、すぐに飛びつき、サンプルまでも買い占めました。なのに、かくも長くブームが続くとは思わず、毎年買い続けてコレクターの域に。もちろん、丈は年々短くなってはいるけれど。

この写真は4年余前のパリコレ前夜、パリのYUKI TORIIのショップ前で撮影。バルーンスカートのみならず、ジャケットも大のお気に入り。当時はショートジャケットもほとんどなかったので、これを見たときは小躍りしてしまいました。

ブーツはCOACH。7年前、ワシントンDCで暮らしていたときに出会いました。

紫ダウン

2-3年前にショップチャンネルで買ったAラインのダウン。1万円にしては上出来。このパシュミナでグラデーションを愉しんでいます。100%カシミアのネパール産大判パシュミナは、5年ほど前に代官山で購入。残りものとして、3枚で1万円くらいだったと思います。当時は紫に全く興味がなく、このダウンを手に入れてから、身につけるように。

それまでは、イッセイミヤケの黒のロングダウンばかりでしたが、あるとき道路や階段をひきずるロングダウンは、厄を吸い取っていることに気づいて、寒い地域に行くときのみに限定することに。ダウンはエコノミークラスで布団代わりになるので、便利です。

紫モード

12月に入り、京紫のダウンに替えたら、中身も紫モード(+少しクリスマス)にしたくなりました。この組み合わせだと老若男女を問わず、皆さんからお褒めの言葉を頂戴するので、アップすることに。

数年前に購入した YUKI TORII のニットワンピースにGプリーツのジャケットを着ています。絵画的プリントの紫とワンピースの溶け込み具合がいいのでしょう。素材的にはニットにはニットと思いがちですが、Gプリーツの膨らみが、意外と合うようです。Gプリーツは腕に纏わりつくので、寒くありません。

さすがにネックには大きな石はつけず、クリスマスカラーのエメラルドのプチペンダントにしています。紫だとチャロアイトやスギライトをつけたくなりますが、人を遠ざけたり、決別することになるので、要注意。しなくてもいい議論をすることになって以来、箱にしまっています。

迷彩ワンピ

今回、飛行機で隣り合わせになった米軍兵士も、入国時、イミグレの職員も、この服が気になって仕方なかったらしい。ヘアデザイナーのコールマン氏は初めて見たとき「今日はカモフラージュだね」と反応。厚手のコットンのワンピースは、おなかが出たときにも機内でも便利。もう4年くらい定番です。黄色のピケのボレロを着ると、ますます可憐に。日本でも女性に評判です。ただし、インタビュー相手など、軍にアレルギーのある人と会うときには避けるようにしています。写真では大玉のルチルをつけていますが、LAインディアンアーツで買った大きな琥珀のヘッドペンダントをつけることもあります。

ラリマー

ラリマーの存在を知ったのは数年前。ドミニカ共和国でしか採れない、この海のような石に一目ぼれした。だが、当時、日本で手に入れるのは難しく、アメリカで買い集めた。

真ん中にある四角いペンダントヘッドがLAで最初に手に入れたもの。ハートの石はブルートパーズ。外の大きな石はワシントンのダレス空港で衝動買い。この大きさはアメリカでも貴重。四角い石はレモンクォーツです。

丸いビーズのブレスとネックレスは、台湾のストーンマーケットで出会いました。

『ワシントンハイツ』の著者紹介の写真でつけているのは、この真ん中のペンダントヘッドです。

実物はもう少し青が深くて美しいです。

ハイビスカス・プリント

ブログに書いた話のワンピースがコレ。20年前に香港で仕立てたものを引っ張り出して着ているのに、なぜか評判がいい。

番組で借りた白地に赤のハイビスカスの小花を散らしたワンピを着まわした後、香港のテーラーに預けて、トロピカル柄の生地を探して同様に仕立てるよう依頼。

女子大生のころから私はハイビスカス・フェチだというのに、日本にあったのはチープがプリントばかり。90年代後半からハイビスカス柄がある種ブームになり、街にあふれるようになったのだが、しかし、この手の色合いは、あまりないかもしれない。

この類のベルトもリバイバル。捨てなくて正解。20色はあります。

かつては気になった胸の開きも、紫のインナーでクリア。

機内スタイル

機内に持ち込むのは、このスタイルです。黒と茶の二段構え。クロワッサン型のバッグは2003年にアメリカで流行っていました。肩にかけて脇にはさむか、キャリーに載せるか、パスポートも長財布も入るので便利です。COACHがグローブ作りから始まった理由がわかるような風合い。

このバッグが便利なのは、エコノミーの座席で、腰の下に入れるとラクなこと。クッションの柔らかさはないが、支えにはなります。

迷彩パンツ

サトラギ日記に登場する迷彩パンツ(詳細はブログをクリック!)。素材がレーヨンでやわらかく、足首が絞れるだけ上、透明のスパンコールがついているところが、女らしい。

トップのTシャツは袖が花びらのようになっていて二の腕の太いのをカバーしてくれます。

このグッチのバッグは12年前に流行ったもの。ジャカルタで買いました。ルピア下落のおかげで2万円くらい。しばらく眠らせていましたが、久しぶりに引っ張りだして背負っています。エナメルだともたないのに、ヌバックだと10年経っても問題なし。

世界で最も高いコーヒー「コピ・ルワッ」

これがかの有名なジャコウネコのコーヒー「コピ・ルワッ(ク)」です。パンフでは「世界でもっとも高いコーヒー」とうたわれていますが、ジャコウネコが食べて腸内発酵させて排泄したときに出た豆で、滅多に手に入らないとされています。

私も昨年ジャカルタでインドネシアの友人に勧められ、ショッピングモールの専門店で試してみました。1杯8ドルか10ドル。ジャカルタでは破格です。最初の能書きで「フォックスのプー」だと言われたら、美味とは思えないのですが、これが香りが良いので、びっくりです(ルワックというインドネシア語が理解できないと言ったら、フォックスだと説明されました)。

実はこれ、映画「ザ・バケット・リスト(最高の人生の見つけ方)」(ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの棺おけリスト)のおかげで、ちまたではすでに有名らしい。

写真はおみやげパッケージ。これで50ドル前後(2010年には値が上がり、70ドル弱)。