中国茶を学ぶ@好日居

岡崎にある好日居で開かれている中国茶のお教室へ。いろいろな茶葉を愉しめて、感激。この日は和服にせず、YUKI TORIIのパッチワーク柄で。事前に室内の写真をwebでチェックしたら、この服がふさわしそうだったのでした。味わったお茶の詳細は、のちほどアップしますね。#YUKI TORII

2019年10月 正倉院展内覧会へ、鳳凰の帯で

正倉院展、今年は内覧会でじっくりと。Sさんに感謝。ありがとうございます。

毎年、奈良に来てから思うのです。龍村のような仰々しい袋帯ではなく、正倉院展にふさわしい名古屋帯を捜さねば、と。今回は、誉田屋製螺鈿の袋帯も候補でしたが、天皇即位を記念して、鳳凰の帯を締めました。色使いも含め、歌舞伎座ロビー絨毯の鳳凰と酷似しています。歌舞伎座を訪れたら確認してみてね。

赤い鞄は、友人がインドの職人さんを助けるために始めたプロジェクトの産物。中はインド更紗です。大きさが調整できるのもうれしい。雨が止んだので、会場の外では雨具を入れています。

外に出ると、木々の梢が色づいていました。奈良は近畿で最も紅葉が早いのだとか。会場を出て、閉門前の春日大社で参拝した後は鰻を、白焼きとダブルで堪能しました。ご一緒してくださったFさん、ありがとう。

 

ワシントンハイツ(新潮文庫)は書店でみつけてくださいね

こちらのブログにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

『ワシントンハイツ:GHQが東京に刻んだ戦後』(新潮文庫)は、大手書店、もしくはアマゾン、楽天ブックスでお買い求めいただけます。この帯がついた状態で売られているのは、リアル書店のみ。探してみてくださいね。

書店にない場合は下記のサイトから購入できます。

AMAZON https://www.amazon.co.jp/dp/4101359865/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/11253139/
HMV https://www.hmv.co.jp/product/detail/4171503/

戦後の京都を設計した男

建築家・富家宏泰氏の生誕百年を記念した回顧展、本日スタートです。

どうにか間に合いました。綱渡りの準備でしたが、ご子息の富家大器さん、頑張りました。京都学・歴彩館(府立資料館)京都学ラウンジは北山駅からすぐ。ぜひ足をお運びください。9月末までです。

靴ペタンコでますます小さく、髪ぼさぼさの私が写っているこのスポットで、全国に2千点設計された現役時代の富家宏泰さんと同じポーズで記念撮影して帰ってくださいね。そのお写真をSNSにあげて拡散して頂けると嬉しいです。

会場には京都の作品を100点選んで、展示しています。茶道資料館、北村美術館、河原町教会、京都の公共施設やほとんどの大学の校舎や図書館、数々の病院、宮津のヨットハーバーなどなど、あれもこれもで、京都で暮らしたことのある人だったら、驚かれるはず。ご自分の思い出とあわせて、お楽しみ頂けます。

京都府立旧資料館も富家氏の作品なので、京都府立京都学・歴彩館と共催。模型は、壊されてしまった商工会議所のと、その旧資料館の2つが展示されています。

(洋服は、20年近く前のイッセイミヤケ、靴はアルシュ))

 

免許書き換え、麻布十番、自由が丘

誕生日の前後1カ月にあたる9月10日までに書き換えの手続きが必要。東京都庁へと向かう。うーん、5年前の写真のほうがいい顔している。和服だったし。

その後、麻布十番の歯医者で治療。パン屋ポンパドールでパン+コーヒーと思ったのに、お店が消えていて、がっかり。出来立ての台湾のお店でピスタチオのソフトクリームを食す。あ、たぬき煎餅の道を隔てたお隣です。

そのあとのアポは再び麻布十番なのだが、夜まで時間があるので、自由が丘に出向いて、アルシュ直売店を覗いた。おそらく30年ぶりくらいの自由が丘(駅の反対側にはよく行っていたのだが)。優雅な主婦が喜びそうなアンテナショップがいっぱい。雑誌とリンクしていそうな光景だ。熊野神社の幟もたくさん掲げられている。近々、秋の例祭があるのだろう。ここに熊野神社があったとは。

さて、再び麻布十番へ。驚いたのは東急線。名前が変わっていて、さっぱりわからん。大岡山で麻布十番に出るのが早いのだが、目蒲線って呼ばないのね。なんなんだ。

インド帰りのマコちゃん宅を訪れ、帰宅したご主人とイタリアン・レストランへ。週末の麻布十番祭りの後、お休みの店も多い中、営業していてくれて、ありがとう。初めてのお店、料理の写真は撮ったのだが、店名を忘れましたゆえ、あとで調べて書きますね。グリル満点星の向いにあるお店です。

さよなら、ホテルオークラ別館

美容院でカラリングの後、ホテルオークラのバーへ。9月の本館オープンを前に、別館のレストラン・バーは8月末で閉じるのだという。ホテル自体は、別の経営者にわたって運営されるらしいのだが、レストランとバーは閉じて、スタッフも9月からは本館で働くことになる。

実は、私は別館12階で25歳のときに結婚披露宴を行っている。離婚したのだから、その建物が無くなったところで執着はないのだが、弟が成人したときもレストラン「ベルエポック」で祖母も一緒に祝ったことを考えると、少し寂しい気もちにもなる。

ま、この20年ほどは、オークラではバー通いがほとんど。レストランの食事は重たくても、バーのメニューなら、はほどよく満足できる。上階フロアのグリルや隣のカフェにも、ときどきお世話になった。

私はホテルのバーが好きだ。外国人観光客をウォッチングするのも面白い。どんな歴史を背負って、ここにいるのだろうと妄想を膨らませるのが楽しいのだ。私も海外に行くと、自分は安宿に泊まりながら、大手ホテルのバーに出向き、一人でくつろぐ。ワシントンDCのジョージタウン大学大学院に中年留学したときでさえ、ハッピーアワーを狙い、有名ホテルのバーで過ごしたものである。アメリカだと料理に当たりはずれがあるのだが、どこのバーでも、カラマリ・フリットス(烏賊のフライ)はハズさなかった。

バッグはCOACH。黒のワンピはオレボレブラ。豚モチーフは胸にワンポイントのみで、襟まわりはフラワーが施されているので、バッグのフラワーと連動。新幹線に乗るときは腰痛再発を食い止めるためにバイオラバーを巻いています。なので、ちょっとマタニティ風デザインのこの服が便利なのです。

書の稽古、東京教室へ

書のお稽古@東京。書展に出す文字を見てもらうために東京へ。京都教室より1週間早いから、時間稼ぎ。京都での作品選考会は9月1日なので、その間に形にできる。また綱渡り。いつも綱渡り。

片付けを終えて、表参道の川上庵へ。この界隈で暮らす塾生のHさんと久しぶりに談笑。コーンの天ぷら、美味だった。写真はのちほど

2019年8月 誕生日、昼はアマンへYUKI TORIIのスーツで、夜の神宮花火は花火文の浴衣で

残暑お見舞い申し上げます。

8月10日、無事に誕生日を迎えました。支えてくださった皆さま、ご先祖さまに感謝です。ありがとうございます。

今年は神宮の花火大会が誕生日と重なったので、東京で過ごしました。大きなビルが建って、数年前には西麻布宅からは縦半分しか見えなくなっていたはずの花火が、なぜかフルで見られたのは、打ち上げる位置が変わったのでしょうか。若いころは友人を呼んでベランダから眺めたものでしたが、片づけるガッツのない昨今は、エレベータホールからの鑑賞。

そこへ、老夫婦がエレベータから降りてきて、想定外の花火に感激しています。お向かいに越してきたお二人と私が会ったのは、この日が初めて。階下で暮らす娘さんに誘われて入居したらしい(子育て助けてもらうのが狙い)。

私はといえば、ドアにある長刀鉾の粽や伊勢の「蘇民将来家の門」と書かれた注連縄について言い訳を始める始末。「知ってますよ、私たち大阪から来たから」との答。理解ある隣人でよかった。

浴衣は花火文。誉田屋製。洋服は、アマンでバースデイランチした際に着用、鳥居ユキデザインです。5年ほど着ていなかったのを引っ張り出して着ています。サンプルの一点もの。バッグはCOACH。大丸のセールで。アメリカにいたら、もっと安く買えるのだが、と思うと、日本ではセールでしか買いたくないワガママな私。サンダルも大昔のジョルダンのミュールを引っ張り出しています。最近はバレエシューズしか履いていないので、ちょっとヒールがあるだけで足が細く見えて、びっくりです。

この季節こそ、『ワシントンハイツ』を読んでくださいね。戦争犠牲者の御霊が帰ってきているいまこそ、戦争について、戦後占領期について考える意義があります。ぜひ。

 

今日は八朔。そして「博物館は生きている」

今日は八朔。京都では、茶道関係者が家元にご挨拶、花街の芸舞妓も挨拶まいり、とカメラおじいさんたちにとっては、嬉しい日なのであります。私はといえば、上賀茂神社の月次祭に参列しようと当初はもくろんだのだが、新幹線の始発に乗らないと間に合わないので断念し、一旦家に戻ってから一人朔日詣り。おそらく38度。境内さすがに参拝客まばら。奈良の小川でしばし涼んでみたものの、やはり暑い。

その後、ひとつ用事を済ませて、「明日の京都」主催のシンポジウム「博物館は生きている」@立命館朱雀キャンパスホールへ。9月に初旬に開かれるICOM応援シンポジウムです。

帰りは三条商店街を歩きつつ、祇園祭で神輿が立ち寄る又旅社に参拝して、喫茶店でレスカを注文。このあたり、祇園祭の還幸祭ではあんなに混んでいたのに、今日はとてもとても静かでした。その後、つねに行列ができているケーキ屋さんがガラ空きなので「10分モンブラン」に初挑戦。写真はのちほど

浅葉巨匠とヨックモックにて

昨日から東京。本当は今日、疫神社で夏越祭なのですが、神事のあと茅の輪をくぐり新幹線という流れでは13時半の東京での会議に間に合わないので、断念しました。

さて、エンジン01文化戦略会議幹事会のあと、浅葉克己さんとヨックモックへ。ストロベリー味のかき氷を食す。容器は紙。ホイップクリームは東京風でいいのだが、氷に比べてソースが足りないような(写真真ん中の赤いのがソース。手前のは未だかかっていない)。京都桂の中村軒のいちご氷が懐かしい。春のみなので、いまの季節には無理なのだが。

季節によってはテラス席が魅力的な青山ヨックモック。しかし、こう暑くてはパスかな。他に誰も座り手がいない。しかし、巨匠は煙草をくゆらせるために時々テラス席へ移動。面白い彫刻をみつけて、バッグからカメラを取り出し、撮影されておりました。彼のデザインは、こういうマメさから生まれるのだ。

ちなみに、浅葉フィギュアがこの写真。ミッドタウンで開かれた展覧会の折、展示されていたもの。

その後、ご一緒に山陽堂書店さんへ。『ワシントンハイツ』第一章に登場する、表参道の本屋さんです。