
京の七夕、鴨川会場です。着物で行くと手かご提灯をもらえるというので、出かけてみると、手のひらで握れるほどの小さなかごで、肩透かしを食った私です。いわゆる提灯くらいの大きさなら、部屋かベランダに置きたいと思ったのに、バッグにつけて楽しむか、本棚に載せるのがせいぜい。ま、大文字の夜とか満月の夜にも楽しめるかもですが。
着物の柄は、2011年7月七夕の写真で確認してくださいね。今回は朱の帯を締め、帯留はヒスイの龍です。

ここでも、八朔で舞妓さん撮影にいたようなカメラおじさんたちが一杯。浴衣姿や色の薄い和服を着ている私はシルエットの使うのに都合が良かったみたい。そこに立つよう言われたついでに、私のカメラを渡してシャッターを押してもらいました。
この後、帰宅するつもりがタクシーの運転手さんと話すうち堀川会場へ行ってみました。規制されているため延々長い距離を北上するしかないのです。光の美しさを堪能できるものの、「人ごみ状態」で川沿いを移動するので、風を受けることもなく、汗ぐっしょりになってしまいました。洋服で出かけるほうが懸命です。
投稿者: AKIO Satoko
2013 年8月 絽の鮫小紋
「京の七夕」の楽しみ方
京の七夕、鴨川会場です。着物で行くと手かご提灯をもらえるというので出かけてみると、手に乗るほどの小さなかごで、肩透かしを食った私です。いわゆる提灯くらいの大きさなら、ベランダに置きたいと思ったのに、バッグにつけて楽しむのがせいぜい。しかも、4日しか持たないというので、スイッチを切って部屋に置いています。ここでも高齢者が大勢カメラを構え、浴衣姿女子や和服姿の私に其処彼処に立つよう注文をつけます。私のカメラも渡して撮ってもらいました。
そのまま帰宅するつもりがタクシーの運転手さんと話すうち堀川会場へ行ってみることに。コースが規制されているため、こちらに選択権はなく、延々長い距離を北上するしかないのです。右のような光のアートを堪能できるものの、「人ごみ状態」で川沿いを北に移動するので、風を受けることもなく、汗ぐっしょりになってしまいました。こちらの会場には、洋服で出かけるほうが懸命です。
黙祷、そして事実を知ること
今朝8時15分。黙祷を捧げました。68年前の今日、そして、そ
空の近くでゲリラ豪雨
昨日は京都伊勢丹10階にてサルヴァトーレ窓際にて遅いランチをとっていた。、雪のような雨が降りだしたと思ったら、いきなり雷が鳴り出した。さっきまで山々まで見えていたのに、視界が真っ白。目の前の京都タワーでさえかすんでいる。空に近い分、激変の様子がリアルにわかった。
京都駅地下は少し浸水。夕方のニュースを見れば、市内では落雷、冠水、停電などの被害があった模様。
蝉しぐれの中、震度5
久しぶりの東京は涼しい。いつも以上に蝉の声が際立つ。やかましいくらいだ。京都の蝉はもう少し控えめだったようだが、思い出せない。鳥の囀りだけが記憶にある。街全体が祇園祭モードで聞き逃したのか、木々が多くないから蝉が少ないのか。蝉しぐれを通り越し、東京は朝から蝉がうるさい気がする。
昨日からそんなことを考えていたら、民放のBSで地震警報が出た。すぐに東京も揺れた。宮城北部で震度5。巷で8月は要注意と言われていたが、やはり警戒したほうがいいようだ。海や川の近くにお出かけの方、くれぐれもご注意ください。ライフジャケットは必携です。
河口洋一郎さん、紫綬褒章受章祝宴
昨日は、CGアーティストで東大教授の河口洋一郎さんが紫綬褒章ほかトリプル受章されたことをお祝いする会に出席するため東京へ。朝、着物を着てみたのだが、体調がすぐれず、びしっと着られなかったので、断念した。新幹線は冷房が効いているものの、やはり座り皺が気になったからだ。
東大本郷キャンパスに出向いたのは久しぶり。おそらく10年くらいのご無沙汰だ。派手なローソンができていたりと、キャンパスの激変ぶりに、びっくりである。第一、会場である山上会館がわからない。教授仕様の新しい建物らしい。道に迷って学生に尋ねれば、ほとんどが中国人で、通じないのに参った。日本語もいまひとつ、英語でも駄目。ここは、どこの国の大学だっけ? これが中国人がいないと経営が成り立たない日本の大学の現実なのだろうか。もっとも本当に優秀な学生はアメリカかイギリスに行くので、日本にいる学生が英語を話すとは限らない。結果、いかにも頭のよさそうな日本の男子学生に出会って、導いてもらうことができた。
会は2部構成。前半は教授陣で手堅く、後半は柔らかく。司会が姿月あさとさんとパティシエの鎧塚さん。スピーチのトップバッターは秋元康さんだった。いつものことながら、彼のスピーチは上手なのだが、どうやら私の中に対する朝ドラ効果は絶大で、檀上の秋元さんが「あまちゃん」のフトマキに見えてしまった。
二次会もキャンパス内の別の建物で開かれた。こちらは椿山荘が料理を作っているとのことで、大学関係のレストランとは思えず、かなり驚きだった。
雨の八朔、舞妓さんを追う

今日は八朔。舞妓さん、芸妓さんが挨拶まわりをする日。「おめっとさんどす」という挨拶が響きます。
大雨の中、朝一で上八千代さんのお稽古場に向かえば、すでに黒山の高齢カメラマンたち。相当に慣れている風で、その場を取り仕切っているおじさま(名古屋弁だったりする)とかも存在しました。ほかに巽橋や一力茶屋など、どこへ行っても、カメラおじさんカメラおばさんでいっぱい。さながらアキバでAKB48を撮る男子がそのまま高齢化した光景。そう、舞妓・芸妓は、高齢者にとってのAKBなのです。
フレームインすればカメラマンが怒り狂うという噂通り、一力茶屋では花見小路の交通整理をする警官が怒鳴られることしばしば。いっそ2時間だけ通行止めにすればいいのに。あるいは、おまわりさんが和服になるのはどうかしらん。
最初はタクシーで乗り付ける上、レインコートで覆われ美しい着物は見えないまま。やがて小降りになり、蛇の目傘をさして、だらりの帯を持ち上げる姿に変わりました。泥が跳ねてしまいますものね。


2013年7月 琉球がすり@祇園祭
祇園祭が終わってしまいました
雨の中、八坂神社の疫神社では、夏越祭が行われました。これは、祇園祭に関わった人々を集めての最後の神事。茅の輪をくぐって、身を清め、無病息災を祈ります。
選挙を除けば、まるまる1か月、祇園祭一色でしたから、これで終わるかと思うと、寂しくてたまりません。17日の山鉾巡行と夜の神輿による神幸祭を過ぎてからは、あっという間でした。
写真の着物は琉球がすり。派手すぎず、見た目が涼しげで、取材に大活躍でした。帯締が着物にあったからでしょうか、17日の夜、訪れたお茶屋さんでも、お褒めにあずかったので、ますます気をよくした私でした。





