2018年5月 ローブモンタントもどき

明治維新以降、皇室の正式参拝はローブデコルテと定まりました。戦後、長袖でもよくなり、ローブモンタントをお召しになられます。神社の参拝には、和服を目指す私ですが、早朝遠出する場合は、洋服にすることがあります。できるだけ神職さんに近い配色にするか、あるいは、ローブモンタントもどきで。この服は、鳥居ユキさんによるもの。薔薇が浮き出るのが嬉しい。シスターのようでもあり、欧州の教会でのミサにも着てゆけます。バチカンに行ったときに、これがあったらなあ。

2018 年5月 カキツバタの帯@根津美術館

京都の大田神社のカキツバタに感激して、しかし、東京の根津美術館に行くと、さらにびっくり。

光琳などの展示が毎年あるのだから、手入れに余念がないのだろう。が、それにしても、ここまで見事に咲き誇るとは。

昨年みつけた帯は、このためにあったのかと思うほど。京都の花街では無粋と言われるでしょうが、しかし、景色の中に溶け込みたい私です。お許しを。

2018年5月 大田神社のカキツバタ

上賀茂神社から徒歩10分くらい。大田神社は古い旧い神社です。境内脇に咲き誇る燕子花。一時は鹿に食べられて悲惨でしたが、ようやく蘇ってきました。

桜とともに燕子花(アヤメかも)が刺繍された帯を締めてみました。花が遠いので、着物は紫にしたほうがよさそうです。