【祇園祭】2020の神輿洗

朝、四条大橋で鴨川の水を汲んで、夜、橋の上で神輿洗が斎行されるところ、今年は八坂神社境内で、蔵に収まっているお神輿にご神水をふりかけたのでした。写真は、朝汲んだ水を前に神事を行った後の光景。

【祇園祭】例年なら二階囃子が聴けるころ

二階囃子--鉾や山のお囃子の練習が町会所の二階で行われるので、そう呼ばれています。

例年なら今頃は、こういう光景が当たり前にみられます。祇園祭吉符入りの1日から5日くらいまで。

写真は2018年。この年は1日に 神明舎でAkio Satoko の A-Studioを開催。そのあとに、有志で山鉾町を巡ったのであります。二階囃子を聴いたことがないという、ゲストの井上章一さんをお連れして。

ゆえに、浴衣姿は私。ここは、新町六角下の北観音山です。

その足で、芳賀徹先生がスピーカーをされる勉強会にご一緒したのでした。

 

【祇園祭】本来なら「お千度の儀」(FBより振り返る)

2014年はまだ群衆が少なかったのですね。稚児家三代の周囲に空間があります・・・。

7月1日。例年なら、長刀鉾稚児の「お千度参り」をとらえるために、八坂神社へ向かう朝。1か月かけて執り行われる祇園祭の始まるこの日は特別なのです。毎年、気を引き締めつつ、しかしアドレナリン開き始めの瞬間でございます。

この年の私は、バチカンから帰ったばかり。6月30日の夜に関空に降り立ち、四条通で二階囃子を耳にしたときの興奮、いまも忘れません。今年はそれも聴けず、一日3着の夏着物(汗だくになるので羅&浴衣を着まわす)の出番もなく、拍子抜けの朝です。

そういえば、MARSが怖くて中東系航空会社の安いチケットは選ばず、タイ航空でローマ入。乗り継ぎのBKK空港でも、流行地域から来ている人を避けて歩いていました。当時は感染症も局地的で、知恵を絞れば安全に移動できた時代。

誰も彼もが移動すれば、何もかもが広がります。やはり今年は立ち止まって、あるべき姿にもどりましょう。

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【6年前のFB記事】

京都に戻りました!
バンコク経由で着いた関空でシャトル(乗合タクシー)に乗車。一人降ろして四条通に入ると、街は提灯に彩られ、すっかり祇園祭モード。長刀鉾保存会の建物からは、お囃子の音が聞こえてきました。
今日は八坂神社での「お千度参り」。機上にいて逃しましたが、昨年の写真をアップしておきます(今年のお稚児さんは別の方)。
今年から24日に後祭が加わるので、違いをしかと見届けるつもり。明日はいよいよ山鉾巡行の順番を決める「籤とり式」です。

準備体操は大切

あ、またラジオ体操の音楽。1か月ほど前から決まってこの時間に聞こえてくるので当初はラジオかと思ったが、千切屋さん本社ビル完成間近で、現場で働く人々が朝礼前に準備体操をするのだった。そうはしない私はチャリに試乗して足首を捻挫。大いに反省。

水無月、食べそびれるところでした

神社で夏越の祓をしたものの、「水無月」を食べそびれていたことに気づいた私。近鉄の改札手前で「五建ういろ」さんが出店を出していたので、白いのを買いました。明日から始まる祇園祭のお茶碗で一服。

水無月は、東京でもデパートで売られるようになりましたね。京都では、これを頂くのも夏越の祓の一環。水無月の晦日に、下半期の無病息災を祈念して頂くので水無月。

水無月は、白いういろうの上に小豆をのせ、三角形に切り分けたものが基本ですが、最近は抹茶味とか黒糖味とかいろいろあります。小豆は邪気払いとして必須。白三角は暑気払いの氷室だとか。