京の桜は六角堂で

京都に行かれるなら、六角堂がお勧め。観光客を避けて、美しい枝垂れ桜に出会えます。親鸞上人像の前の桜にフォーカスしてみました。花の色が濃いのも特徴のひとつ。

六角堂は京都の中心、いけばな発祥の地でもあります。池坊美佳さんも絶賛する枝垂れ桜をぜひご堪能あれ(昨年撮影分ですが、お許しを)。

夜桜の向こう春の月

今日は十三夜。桜ととも月をカメラに収めたいと試みたのだが、桜に灯りがあたらないと、これが限界でしょうかね。しかも、携帯カメラだし・・・。

2012年3月 菜の花文

菜の花@フォーシーズンズ ひな祭りのころから菜の花を着たくなりますね。でも、利休忌が過ぎるまで、じっと我慢。3月末となれば、桜と時期がかぶるので、いつも悩むのですが。
みともさんのセールで手に入れた訪問着です。コーデについては、2010年4月をご高覧くださいね。
来月の句会には訪問着は大げさなので、木蓮文のアンティークを着ることを考えています。、

芽吹きのころ

鳥取から帰って、何より嬉しかったことは、ベランダの楓が芽吹いていたことである。

今回は紅葉しなかったので、もうダメかも、と思っていたら、突然、きれいなグリーンが点々としたかと思えば、芽吹いてきて、太陽のあたる部分はあっという間に葉っぱになっているではないか。

かわいい新芽に霧吹きで水を与えながら、とっても幸せな気分である。

YUKI TORII COLLECTION 2012

秋冬の東京コレクションには、春夏を着ていきます。3月末なので、この姿は寒くて会場までの移動が大変。

2012年はあちこちでボーダー柄がトレンド。鳥居ユキ先生も春夏にボーダーのドレスを提案されました。このスカートにボリュームを持たせたノースリーブのドレスに、ボレロはジーンズ素材に黒の花柄レース。私好みです。

今回は姪を連れて行きましたが、中学生なので、顔写真掲載は控えます。

鳥取食材とコレクション用コーデ

鳥取の市場で購入した食材が届く。ノドグロ、足長タコ、ブロッコリー、しいたけ、お餅などなど。牛肉は自分で持ち帰り、すでに食しているので、今日は魚と野菜を食べることにする。

姪を英語塾にてピックアップ。我家で東京コレクションに着ていく服のコーデ研究。義妹によれば、洋服に興味があり、色々な服が着られるモデルに関心が高まっているという。祖母、母、私と3代に脈々と流れる着道楽のDNAは、姪にも受け継がれているらしい。

姪は身長はすでに160センチを超えている上、手足が長いので、何を着てもかっこいい。と思いきや、やはりバストがないので、私の服が何でも合うわけでもなかった。むしろマニッシュな感じ、あるいはいまどきの若者のコーデがしっくりくる。ホットパンツにあわせると、むちゃくちゃかわいい。

どんなにスタイルがよくても、やはり日ごろから着慣れていないと、洋服がからだに馴染まないのだと痛感した。これは和服にもいえることだ。

鳥取より帰る

エンジン01文化戦略会議オープンカレッジで金曜日より鳥取に滞在。今夜、帰宅。現地での様子、というより紹介は一部、遡ってアップしました。クロージングと翌日のリサーチについては、しばしお待ちを。

2012年3月 たつむら帯@エンジン01オープンカレッジin鳥取

エンジン鳥取
今年のエンジン01オープンカレッジは鳥取でした。写真は出演者が泊まったホテルモナーク鳥取のロビー。ビジネスホテルですが、バリ島を思わせるインテリア&調度品で、いい感じでした。出張先のホテルは新しいことがポイント。
最初は季節柄、木蓮文の着物を着るつもりでしたが、前日に気が変わり、この和トロピカル柄に変更(HPの表紙に掲載)。バリ風のロビーには合っていますね。帯締と帯揚を空色にしたのに、天気はあいにくの雨でした(翌日は雪)。
この帯(たつむら)は何にでも合うので便利。後ろ姿は2009年5月にあります。帯締をグリーン、帯揚を赤にすればクリスマスシーズンに着られます(2010年12月)。サンタの刺繍帯もありますが(2005年12月)、それは名古屋なので、食事会など遊べるときに。
そういえば、インドネシア初女性大統領メガワティの半生を描いた『運命の長女』のカバーは、この着物のようなイメージでした。

鳥取から雪山を見ながら

今日は鳥取砂丘でマラソン。有森裕子さんのプロデュースによる。もちろん、私は参加しない。原稿がなくても、参加しない。もっとも不向きなプログラムだからだ。

それでも、走る距離は350メートルでリレー方式だと現地に来てから聞いてみれば、一瞬、心が動くのだが、しかし、準備期間というものが必要だろう。なので、部屋で原稿を書き、そして電話取材をすることにした。

天気はあいにくの雪。写真はホテルの窓からズームインして撮影した山々だ。時折、雲が晴れて、青空が見えたりもしたが、砂丘で走った人々は大変だったに違いない。

午後のクロージングシンポは、1部が田原司会による、「いくぞ!鳥取」。石破茂議員と知事と市長がパネラー。こういうとき、田原さんの仕切りと突っ込みは面白い。第2部はカツマVSオトタケによるバトルならぬ、ポスト震災について。いつものことながら、オトタケ君の話には説得力がある。特に、教育問題がよかった。

それにしても、今年は雪山が見られる街に縁がある。先月は、福井県の敦賀に行ったばかりである。

エンジン01オープンカレッジ@鳥取 講座と夜楽

今年の土曜日は3講座あって、忙しい。

まず「ボーイズラブ」。モデレータの井上章一さんが直前まで現れず、川島なお美さんと二人で、どうしよう状態。打ち合わせどころではなかった。ホテルで休んでいる、さかもと未明さんにお願いしたら、直前に登場。未明さんにも途中から加わってもらって、講座は盛り上がり、助かった。なにせ彼女は漫画家なのだから、この10年ほどのBLブームに精通している。なお美さんも私も、にわかBL読者なので、限界があった。井上さんとは関西テレビ「ワンダラーズ」でご一緒した仲。歳とともに、あじわい深さが増し、不思議な楽しさがよかった。

3限目は、毎年恒例の料理対決。成沢由浩さんと山田宏巳さんが各々、地元食材を使った料理を披露。試食も可能な贅沢な講座。成沢シェフはアンコウのスープとから揚げ。山田シェフはスパゲッティ・ミートソース。といっても、ミンチにするのではなく、和牛をみじん切り、いや細かい角切りにしたものだから、ソースというより肉料理の域。安藤和津さんとの掛け合いで、料理にうなりながら、会場を去る。

4限目はビューティ・ワークショップ。何でも質問大会のわりには、最初に質問するのは勇気がいるらしく静か。しかし、そこは田中宥久子さん。明快な答を聞くうち、次第に引き込まれ、最後にどっと手があがった。安藤和津さんも化粧品をプロデュースしているし、さかもと未明さんも、つけ睫とウィッグの研究が半端ではない。聴衆は満足できたと確信する。田中先生のマッサージ指導、私も実践せねばならぬ。継続は力なり。毎日手入れすることが大切なのだそう。

さて、最後の夜楽は、辰巳卓郎さんの枠。よって一番高くて贅沢な講座である。ホテルニューオータニ鳥取最上階のフレンチと日本ワインを味わう。わたせせいぞうさんも一緒で、句会3人組に、北海道の高野文彰さんも。それぞれテーブルにつき、そこにいらした市民の方々とお話するのだが、私のところは、カップル4組。飲み友達1組以外はご夫婦で、嬉しくなった。少し愛して、ながーく愛して、を実践している人々。

毎年、講座では和服で通すと決めている私。どんな着物を選んだかは、きものブログで見てくださいね。