2015年7月 アザミ文@祇園祭宵山 

祇園祭お茶会-150x150宵山に開かれる「一力」でのお茶席。台風のせいで、とても空いていたんです。地方からのお客さまが躊躇されたのでしょうか。
なんか顔がむくんでいます。前の晩、飲んだのが失敗。
着物は錦紗。地紋にさざなみと笹の葉。アザミの赤にあわせて、赤の絽つづれの帯。

国立競技場、即刻見直すべき

工事現場スポーツ振興の役員とか政治家って、怪しいの、どこの国でも。利権の匂いプンプン。

でもね、国立競技場のデザインが本当にいいものなら、お金かけてもいい。日本の未来にふさわしくて、アスリートも評価するデザインならば・・・。

世界の関心が加速度ついて日本に向かっているのは、「自然と共生してきた日本の文化」が評価されているから。それを表現しているデザインなら、どんなに高くても血税つぎこんでも、応援できるんだけど・・・。

安藤忠雄さんは、なぜザハ案を選んだのか、今日の記者会見できっちり説明すべき。個人的人間関係とかではなく、心底あのデザインがすばらしいと考えて選んだのなら、国民に向けて熱く語ればいい。施主を説得するのは彼の得意技のはず。

鳩森なぜ金額が跳ね上がったのが「わからへんねん」なんて、言わないで。ザハ案の工事費は常々コンペの2倍3倍になることを、大先生は十分にご存じのはずだから。

写真は、先月末の既存の競技場が壊された後の千駄ヶ谷と、地元の鳩森神社。茅の輪をくぐって夏越の祓をした私。はたして神さまは、あの「異物」建設を許容するかしらん。怒りのあまり、東京に天変地異が起きないことを祈るばかり。

 

2015年7月 夜の鷺に花火@祇園祭宵宵山

IMG_5601IMG_8774さぎ昼間だから暑そうかも、と迷ったけれど、花火の帯の生かし方として、この着物を試してみたかったのです。夜空に花火、に見えるかどうか。星空とも夜の川とも見える変わり絽は、七夕に使おうと選んだもの。裾には、白鷺の刺繍。鴨川の鷺と似ているでしょ。鷺は神輿洗のときに鴨川で見かけたんです。上前が風になびいて、透けるところが涼しげなの。糸も細くて軽くて、現代ものでは出せない ニュアンス満載。
でも、誰も着物に興味を示さなかった。京都受けしないのかなあ。

長刀鉾 曳き初め

IMG_8976 ひきぞめ長刀鉾の曳き初め。鉾を建てた後、四条通を東西に動かす試運転です。

お稚児さんがいるのは、街灯より高い位置。なのに、こんなに身を乗り出して、疫病退散の太平の舞を披露してくれるのです。思わず、ありがとう、と言いたくなります。IMG_9021 ひきぞめ 太平の舞

神輿洗

IMG_8880★神用水10日は神輿洗。朝、鴨川の水を汲んで、ご祈祷を済ませ、夜の神輿洗に備えます。

祇園祭の真髄は神輿。そのお清めの儀式が、10日の夜、四条大橋の上で行われます。

山鉾の鉾建てと重なるので、大忙しです。

2015年7月 初お目見えにつき・・・

あお初お目見えの絽の着物は紫織庵製。呼ばれたんです、昨年のセールでみつけたときに。いかにもAKIO好み。
白とかの帯を持ってくるより、同系色でまとめたほうが美しい。帯はターコイズの観世水、帯揚は濃紺です。
初めて記念日には、紫織庵玄関前にて撮影。