ヴァイオリニストの高雄敦子さんと@「ストラディバリウスと水琴の饗宴」。す
ばらしい音でしした。癒されます。敦子さんが演奏している写真は手に入ったらアップしますね。なにせ撮影禁止といわれたので、私のアイフォンに収まっていないのです。
会場は青蓮院前のパビリオンコート。祇園祭だから和服を着たいし、さりとて派手でも浮きそうだし。ちょっと迷いました。最近、どこかでみかけたんです、芙蓉の花を。だから・・・この帯で。生紬です。矢絣の着物は、夏お召し。
二次会会場に移る前に、八坂神社に参拝。複数での撮影でしたので、私のところだけ切り取りました。知っていれば、スサノオ・ブルーを選んだのに。祇園祭の間、参拝のチャンスはたくさんあります。次回はブルーで。
そういえば、ブレスはラリマーでした。
投稿者: AKIO Satoko
2015年7月 祇園祭始まりました
祇園祭始まりました
あいにくの雨ながら、今日はお稚児さんのお千度参り。夜、山鉾町を散策すると、どこからともなく祇園囃子が聞こえてきます。お稽古が本格的に始まりました。
祇園祭は今日から7月31日まで。毎日何か行事があるのです。
私はといえば、昼前に東京より帰洛。事故の翌日だけに、グリーン車に乗りました。皆さん同じ考えだったのでしょう。いつもよりグリーン車が混んでいた気がします。PCを抱えて、仕事をする方々でした。
オークラ本館ノスタルジー
御田植神事@伊雑宮
オークラ本館
2015年6月 向日葵文の絽ちりめん@蛍の茶会

亀岡の料理旅館「楽楽荘」での茶狂会。今月は蛍。執筆で引きこもり誘惑を撥ね退けてきた私にとっては、久しぶりの参加。楽しい会なので、遊び心たっぷりの向日葵にしました。
絽ちりめんは6月でも大丈夫。この向日葵、花を裏側からも描いていた
り、葉っぱの色が微妙にあせているものがあったり、大人っぽいのが気に入りました。10年前、アンティークきものに手を染める
キッカケとなった着物です。
なかなか合う帯がみつからず、この着物を持って銀座中の店を歩きまわり、出会ったのがコレ。ブローチのトンボを飛ばしました。買った直後NYに行ったとき、あの店この店で購入。流行っていたんです、昆虫のブローチが。帯留にしているのは、ブルーミングデールでみつけたトンボのナイフフォークレスト。帯に糸で縫いつけたら糸が切れてしまったので、荷造り札のワイヤーで留め、三分紐を通しています。本当は緑がいいのですが、翡翠の龍で使いすぎて痛んでいるので、花と同じ黄色にしました。
こういうレトロな着物が、待合という和の空間、明治の洋館という佇まい、それぞれの風景で、どう見えるか、研究材料にしてくださいね。楽楽荘は、トロッコの生みの親でもある田中源太郎氏の生家でした。お庭も、七代目小川治兵衛作。南禅寺界隈別荘を手がけた方です。
そういえば、AKIOは蛍の帯も持っていただろう、との声も聞かれそう。そうなんです。でも明治の帯につき、端が擦り切れてきたのが難。普段はよくても、お茶室に入るのに失礼な気がして、選びませんでした。
夕食の後、川沿いの森に生息する蛍を堪能しました。隣の田んぼから蛙の合唱が聞こえてきて、若冲の蛙の帯が頭をよぎりましたが、蛙の存在までは想定できず。蛍狩で足場が悪いのは覚悟の上。履いているのは下駄草履。草履風なれど、下は桐で出来ているので、軽いのです、とっても。 あ、トンボは勝虫。武士が好んだ文様です。
難民は島々での自立支援がいい、ギリシャも候補のひとつ
明日は難民の日。
地中海の難民たち、ミャンマーからのロヒンギャについて、海外ニュースで報じられない日はない。次から次へとやってくるので、周辺諸国は手を焼いている。
ロヒンギャはムスリム(イスラーム教徒)なのだから、マレーシアやインドネシアで受け入れるのが摩擦は少ないはずだが、あまりに人数が増え、各国、頭を抱えている。拒否する国々があるのは、実はバングラディシュからの経済難民だという側面や、自国内の移民問題があるからだ。
オーストラリアが国外の島々で受け入れてもらってから難民認定された人々だけ受け入れていることで世界から非難を浴びているが、政府としては当然の判断だと思う。私が為政者でも、難民をむやみに自国の都市で受け入れるわけにはいかない。治安維持の側面からも明らかだ。税金を納めている市民の安全が、まず第一だ。他国からの難民を受け入れて社会全体が混乱すれば、本末転倒だ。
たとえばインドネシアは、80年代にベトナム難民を受け入れた島に、収容所施設を作っている。首都から離れた島を持つ国は、比較的受け入れやすい。当面は収容所施設の衛生面が改善されて命がつなげられれば良しとすべきなのである。施設の質向上のためには、日本と中国が資金援助すればいい。
それより深刻なのは、タイなどで起きていること。難民を引き受けるふりをして都会で高く売り飛ばし、奴隷同然の劣悪な条件で工場などで働かせている現実がある。そうした被害から守る意味でも、都会から隔離された収容所での自立支援がいい。間違っても、生活保護費を渡して都会の中に放ってはならない。
最後に、さらなる提案。地中海難民については、借金を棒引きにする代わりに、ギリシャに受け入れさせるのはどうだろう。ギリシャも島々を持っているからだ。ムスリムとクリスチャンで、島ごとに棲み分けをするのは必須条件。3年間限定。土地つきの収容所で農業に従事させ、自給自足で生きるようにする。語学学校と職業訓練校を作り、半年ごとの試験に合格した人だけを、移民としてEUが受け入れる。ひどい人は本国に送り返すというペナルティつきで。
悲劇的側面だけ強調されがちな、太平洋戦争時の日系人収容所のあり方は、実は理想的なコミュニティとしてヒントになるが、これはまた、改めて書く。すぐに知りたい人は、拙著『スウィング・ジャパン』ご高覧を。
蛍狩の季節
今年も蛍の季節がやってきました。京都では市中での蛍が楽しめるのにびっくりしたこと、昨年、書きましたよね。
土曜日夜、21時過ぎていたので上賀茂神社の二の鳥居手前の境内で蛍を見つけて喜び、下鴨神社の糺の森に移動してみれば、まったく飛んでいなくて、がっかりでした。上賀茂は昨年、二の鳥居の中に入れてもらい、星降るような蛍のオーケストラを味わったので、良しとします。
日曜日は亀岡で、川沿いの蛍を堪能しました。対岸の漆黒の森では蛍光が、ふんわり、ふんわり、しかし、背景の田んぼでは蛙のコーラス。自然の中の蛍。久しぶりでした。
それでも修学旅行で韓国へ?
修学旅行に韓国へ、というのは、先方の働きかけもあって、いまや珍しくないらしい。けれど、今回のように死者が出ても、中止しないという学校があるというのは、いかがなものか。母親たちは不安でいっぱい。わが子だけ止めさせるべきかどうか、悩んでいる人もいます。
修学旅行は、即刻、中止にすべきです。先生方は大変でしょうが、行き先変更は止むを得ません。集団感染したら、帰国後、もっと学校の負担は増えるのです。たとえ一人でも感染すれば、ほかの学年の生徒たちも含め、学校全体が右往左往するのは明らかです。
政府が、韓国への渡航を禁止すべきなのです。ビジネスで出向く人は別として、修学旅行、できれば観光旅行も当面、止めさせるべきです。日本国内のMERS蔓延を防ぐため、日本の未来を担う若者の命を守るため、当然の措置です。これが本当の水際作戦。それが出来ない政府は、日本人の命を軽んじているとしか思えません。
近いのです。韓国へは、MERS騒動が一段落してから訪れればいい。










