昨日、菖蒲湯に入りましたか。邪気払いの菖蒲湯はマンション暮らしでも可能ですね。
かつて京都の商家では、菖蒲とよもぎを束ねて玄関の瓦の上に並べたものです。その光景を求めて老舗旅館を私が撮影していたら、自転車に乗ったおじさんも止まって、写メしていました。柊家さんと炭屋さんです。
今日は競馬会神事。上賀茂神社は、競馬発祥の地。徒然草にも出てきます。葵祭の前儀なんです。
突然思い立って、伊勢神宮に参拝してきました。別宮の伊雑宮、とても良かったです。あったかい。ほっとします。
鳥羽の藤をカメラに収め、祇園の歌舞練場へ。
ほぼ30度に近づきそうな気配。暑くて暑くて、白大島を着用。歌舞練場へは、花柄小紋にしようと思っていたのに、とても普通の袷は着られません。大島はひんやりして、こういうと
き便利です。
紫の藤が入っているのは中振り袖だし、20代のときに作ってもらった付け下げは単衣仕立てだし、だから帯締めとバッグを紫にした次第。でも、藤の帯がひとつあったほうがいいかも。歌舞練場で藤の染帯を締めている”お母さん”を見て、今後の課題とすることに。
都をどりの総踊りの衣装は、青地に枝垂桜です。だから、自分も桜を纏いたくなるものですが、今年は琳派四百年。都をどりも「花都琳派染模様」ということで、今年の帯はカキツバタと桜のコンビ(昨年は紫地枝垂桜)、襦袢は光琳梅にしています。
上賀茂神社で始まり、平野神社で終わった今年。途中の演目に土蜘蛛があるので、得意の蜘蛛の巣オンパレードもよかったのですが。蜘蛛の巣文の八掛をつけた着物(2014年2月3月参照)は紬で暑いし、黒地に銀で蜘蛛の巣を描いてもらった襦袢も見た目が暑苦しいし、さりとて、いきなり蜘蛛の巣文・絽の襦袢は早すぎるし。今年は藤鑑賞と掛け持ちだったから、これがベストでした。午前中は資料館でコピー取りだったことを思えば。
今年は一人で2階最前列で見ました。都をどりは、全体が見られる2階席がお勧めです。もっとも私は描写のため確認したくて、その席を選んだのでしたが。
ネパールの地震、驚きました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、同じ規模の地震が日本に起きることを想定して注意しようと思うこのごろ。
物流は確実に止まると思うので、水と食料、薬など、家とオフィスでの篭城を前提に、ストックしておく必要がありそうです。
また、私たちは環太平洋地震(火山)地帯で生活していることをお忘れなく。チリの火山大噴火、ニュージーランドの地震、ハワイのキラウェア火山。地下では連動しているので、日本も要注意なのです。コンタクトの人は度のあった眼鏡を作っておくこと。火山対策です。