亀岡でのお茶事に招かれました。あいにくの雨・・・。
洛中では土砂降りで、雨仕度が大変でした。亀岡では小降りに。ご正客の後姿です。
皆様、初対面。すばらしい茶人の面々に紛れて緊張しておりました。撮影してもいいのかどうか思案しつつ、アイフォンで急いで撮ったので、ピンがいまひとつ。
12月の茶事の着物は難しいですね。母の渋い色の無地とも思ったの
ですが、55歳のお誕生祝をかねているので、頭を抱えてしまいました。最初は唐織の帯を予定したのですが、初めて締めるのでうまくゆかず、慣れている古箔に変更。この日、東京から朝の新幹線で戻り、和服に着替えて水屋見舞いのお菓子を買ってか
ら電車に乗る離れ業を強いられ、じっくり着付けている時間がなかったのです。しかも、あいにくの土砂降りで雨自宅も大変。帯が渋い分、着物は卵色地に刺繍の訪問着で。
投稿者: AKIO Satoko
朝起きたら雪が積もってました
冷凍庫のような冷たさ
事始め


今日は事始め。京都は12月13日からお正月の準備に入ります。花街では、お師匠さんのところやお茶屋さんなどに挨拶回り。
京舞の井上先生のお宅の前には、プロ以外にも、カメラおじいさん、カメラおばあさんが、びっしり。京都でも師走は歩くスピードが早い気がします。しゃかしゃか歩くお姉さんたちの撮影も簡単ではありません。足の形やお尻の位置の違いで、印象が変わります。勝手に撮るんだから、美しいショットでないと失礼ですよね。

祇園の後、先斗町を抜けてきたら、こちらでもご挨拶の舞芸妓さんたち。
祇園では虚無僧をみかけました。年末には托鉢で四条界隈を歩くとは聞いていましたが、遭遇したのは初めて。
夜、東急ハンズに行ったら、対面の長刀鉾の町会所からお囃子の音が・・・。
京都ゴルフ倶楽部
南座の総見 顔見世へ
2014年12月 南座の顔見世へお召しで
南座の顔見世に。東京では、歌舞伎は千秋楽と決めていた私ですが、花街の芸舞妓さんがそろう総見のタイ
ミングを狙って、早々に昼の部に出かけたのであります。
一人だと直前でも席は確保できるもの。ただし、安い席は残っていません。顔見世は2万5千円ですから、覚悟がいります。1階の20列、真ん中で拝見しました。写真撮影は休憩中に3階にて。
前回、南座に来たのは2年前。勘三郎さんの訃報にふれて、勘九郎・七之助兄弟を応援したくて駆けつけたのでした。その兄弟が南座に立つのは2年ぶり。見事に成長されて、二人とも素晴らしかったです。七之助さんは美しい限りで、勘九郎さんは、父上そっくりで、勘三郎さんがのりうつったかのようでした。
アップの写真は、勝菜さん。12月のかんざしは「まねき」。そこに贔屓の役者さんにサインをしてもらうのです。




永観堂で名残の紅葉
2014 年12月 永観堂の名残紅葉を紬で愛でる
小雪舞う神在祭
翌朝は、神在祭。小雪舞う中、出雲大社拝殿にて執り行われました。
私たちはテントの中で拝見していたのですが、後方にいたので詳細は見えません。やはり太鼓の音などが独特です。
昨日の神楽殿での神迎祭では、全国の八百万の神々を先導する神使の龍蛇神を拝むことができました。素人目には、とぐろをまいた円錐状に固まった蛇に見えますが、神事の頃に沖縄の方から浜に流れついたセグロウミヘビを漁師が発見し、神社に奉納するのだとか。
ジミーさんとご両親の眠る「荒木家」お墓にお参りした後、駅裏の温泉に入って列車の旅。京都に戻りました。米子から岡山に向かう途中、山間部の雪化粧が美しかった。荒木家の生家を探し当てるために、3年前の夏に米子から何日も通ったことを思い出しましておりました。
未だの方はぜひぜひ買って、ご一読くださいませね。よろしくお願いします。











