京おどりについて書くのを忘れていました。20日の日曜日、御所のお茶室でのお茶席の後、着替えて千秋楽に出かけたのでした。もともと中振袖では派手と考えていたのと、雨が降ってきたので、染みの目立たない黒にしたというわけです。
全体を俯瞰したい思いもあって、数日前に飛び込みで2階席のチケットを買っていました。2千円の価値は十分。5百円足せば、お茶も頂けます。御製は鶴屋吉信でした。
都をどりとは違い、千秋楽のオーラスには手締めがあり、そこに遭遇できたのもラッキーでした。
巳之助さん、上手になったなあと感心していたところへ、花道から現れた三津五郎さんを見たときには、思わず涙してしまった私。句会でお元気になられた様子は知っていたものの、舞台に立たれた姿を見ると嬉しいものです。
さて、歌舞伎座が新しくなってから1年。感動はすっかり薄らぎました。が、鳳凰祭四月歌舞伎と名づけられていることもあって、今年は鳳凰の帯を締めて出かけました。カーペットの鳳凰と色使いが似ているので、一応の記念撮影です。
歌舞伎が終わったのが16時過ぎ。お天気がよいので銀座まで歩きましたが、警備はさほど厳しくなく、地下鉄で陶芸家・会田雄亮先生の個展@伊勢丹に伺いました。「すきやばし次郎」では何度か食しましたが、ビルの地下でもあり、どうやって警備をするのか興味深くもありました。

坂東三津五郎丈の復帰をお祝いするために、歌舞伎座へ。
巳之助さん、上手になったなあと感心していたところへ、花道から現れた三津五郎さんを見たときには、思わ
ず涙してしまった私。句会でお元気になられた様子は知っていたものの、舞台に立たれた姿を見ると嬉しいものです。
さて、歌舞伎座が新しくなってから1年。感動はすっかり薄らぎました。が、鳳凰祭四月歌舞伎と名づけられていることもあって、今年は鳳凰文のつづれ帯を締めて出かけました。絨毯の鳳凰と色使いが似ているので、一応の記念撮影です。
余談ですが、隈研吾さんによれば、この幕と提灯の鳳凰は平等院の鳳凰だとか。今年は公開されているようです。ここ数年、藤の花はいまひとつとのことですが、
歌舞伎が終わったのが16時過ぎ。お天気がよいので銀座まで歩きましたが、オバマ大統領関連の警備はさほど厳しくなく、地下鉄で陶芸家・会田雄亮先生の個展@伊勢丹に伺いました。「すきやばし次郎」では何度か食しましたが、ビルの地下でもあり、どうやって警備をするのか興味深くもありました。小野二郎さんについては、また後日書きます。
昨夜のワインでグルングルン、二日酔いモードになっていたのに、今宵はイタリアンレストランへ行ってしまった私です。
大使館御用達のこのお店には、白人客が多いのですが、日本の某政治家が、若い女性が座っている席へ。どうみても、ラブの空気はなく、知り合いのお嬢さんを就職先のお世話をしたくらいの感じかなあ・・・。

穀雨、そして復活祭ののこの日、京都御所にある拾翠亭でのお茶会に招かれました。ここは、かつて九条家のお屋敷だったのです。
いい歳して中振袖でもいいでしょうか、とあらかじめご亭主にご了解をとりつけておりました。 過去に東京で2度、パーティで着ていますが、お茶席で着てみたいと考えていた着
物です。藤もスミレもぼたんも芙蓉も菊も葉鶏頭も描かれ刺繍されている百花繚乱。復活祭にふさわしいかも。でも、実際の花々が美しいこの季節のお茶席には華美すぎる。淡い色の付下げにすべきではないかと当日まで迷いました。
お菓子やお軸、花器など若手クリエータによるお茶席と聞いていたので、伊達襟もつけず、帯も袋ではありませ
ん(つづれではありますが)。少しレトロな空気を楽しみたいと考えました。この着物に乗せて合う袋帯は、濃い色しかなく、春には重い感じがしたのです。お薄席の後、別の茶室も見学させて頂き、にじり口にて撮影です。
実は箔が落ちてきそうだと指摘されて、お金をかけて直しを試みています。それに、この着物サイズに緑の襦袢を新調したばかりだったのも、この着物を着たかった理由のひとつ。過去は成人式の本降り袖の襦袢を折って着ていたのですが、振袖は襦袢を折ると目立つので。
袱紗は紫根染。草履は成人式の時のをぜんやさんで鼻緒だけ取り替えたもの。髪の三つ網カチューシャは便利。ウクライナの元首相のティモシェンコ女史的に見えるのに抵抗がありますが、最近、NYではこのスタイルが流行っているようです。