新暦の3月3日、船場の雛飾りを観に、大阪へ。帰りに、神明舎に寄って、我家の御殿飾りを見直しました。いやあ、ご立派な雛飾りアレコレを見た後だと、この御殿飾りも淋しいわ。
色無地風小紋を着るつもりが、袖のあたりの糸がほつけていて断念。地が笹の色無地。ちょっと仰々しいが、ま、紋を刺繍にしたので、大丈夫かも。
どこの国も、コロナ感染拡大対策バッチリですね。日本だけでしょ、全国一斉休校で総理大臣を責めている国。信じられません。
いいじゃないですか。あとで思い出になりますよ。私は「コロナ卒」で、卒業式は教室でした、ネット卒業式でした、と社会に出てから商談で話題にできるかもしれない。学園紛争世代と同じように。
中国の上海では地下鉄通勤が復活しています。駅員が人数制限をしているばかりか、改札で検温して、体温高い人は入れません。
ロシアは空港で、アジア便の乗客を飛行機から降ろす前に着席のまま、係員が機械をかざして熱を測ります。その後、イミグレで滞在地を詳しく書かせたうえに、ウィルス検査をして自宅滞在を促します。
オーストラリアでの感染者はイラン帰り、インドネシア初の感染者は、日本人感染者と接触していたと報じられていました。こうやって、日本のイメージ悪くなっていくのですよね。海外に滞在している邦人の方々のご苦労いかがばかりか。放っておけば、日本人を入国拒否する国が増えるだけ。
だから必要なんです、首相の英断。文句ばかり言わないで、ちゃんと評価しましょうよ。
テレビで検査しないことを非難している人多いけど、
まずはレントゲン検査を受けて、肺炎の疑いのある人は全員PCR検査を受けられるようにするというのではダメなのかしら。
誰でも彼でも、検査受けなきゃみたいな誤解を招いているの、特に年配者の間で。安心したいというのもあるみたいですが。
長めの東京滞在から今日、帰洛。神明舎で、我家のおひなさま(御殿飾り、昭和9年製)を飾り、烏丸通から北山橋西詰へ葵タクシーに乗った。驚いたことに、窓ガラスは、開けるのに手動で回す旧式のもの。わあ、持ち手にウィルスいっぱい付いていたらどうしよう。しかも、古いのか、固くて両手でまわさないとダメ。とほほ・・・。
さらに驚いたことに、運転手さんが「車内、暑いですか?」と訊いてくる。えええ? このご時世、換気するでしょ、普通。なんで?
しかも、降りるとき、窓閉めてくださいね。と言われた私。窓閉めるように客に迫るのも、なあんか、変。
新型コロナウィルス、感染力半端なくて、実はものすごく怖いんですよ。日本人の危機意識、低過ぎです。