HumanBand に注目1

昨日のブログ、意味不明でしたね・・・。

世界が祈り始める・・・とは、来年の3月11日、東北の海岸で皆で手をつないで、祈りを捧げ、感謝しようという試みです。まずはウェブで祈りが始まります。

ボランティアに行くのも中途半端では足手まといだし、チャリティで日赤に義援金を送るのも、どこか偽善的な気がしていました。一過性のブームで終わらせず、息の長い支援を、と考えて準備してきたのが、POWER  NEW TOHOKUなるプロジェクト。ウェブ脳を持った若者たちとのコラボで、HUMAN BANDはそのひとつです。→http://www.humanband.jp/

WINDOWSだと音楽が出なかったり、まだ不具合が少し残っているので、このブログでの正式な呼びかけは完璧になったとき。週明けくらいになります。APPLEの人は音も出ます。WINDOWSの方、とりあえず、映像上ではつながっています。

日本発なのだから私は着物で参加しようと、根津美術館に行ってきました。KIMONOをクリックしてみてください。母の藍染のぼかし、色がきれいですね。これが、HUMAN BANDだとどう映るでしょうか。背景も違います。

興味のある方々にはぜひ参加していただきたいので、自分の祈る姿をイメージしておいてくださいね。世界中の友人に声をかけます。どうぞお楽しみに。

2011年06月 藍のぼかし@HumanBand

 

母の藍染の単衣を久しぶりに着ました。根津美術館の庭で撮影。外光で見ると、藍のぼかしがまぶしいくらい。母は、これにどんな帯を合わせていたのだろうか。この白地の帯は祖母のもの。母が他界してから譲り受けました。絽の襦袢と帯揚げは蜘蛛の巣文。紫織庵製。

タイから訪日していた友人を、表参道駅まで送った後、きれいな女性から声をかけられました。どうやら、このブログを見てくださっているようです。ありがとうございます。
ところで、私は、このきものでHumanBandの参加しています。撮影したのは、根津美術館入り口の回廊。隈研吾さんらしい設計です。大震災以来、短期間のボランティアもチャリティで日赤に義捐金を送るのも、どこか自己満足の匂いがして抵抗がありました。HumanBandはもっと息の長い支援を、と若者たちと一緒に進めているプロジェクトPower New Tohoku の一環です。来年の311、 東日本大震災から1年が過ぎた日. わたしたちは海に向かっ て立ち、目を閉じ、 どこまでもどこまでも手をつなぎあって、. いつまでもいつまでも祈るのです。詳細はこちら→ http://www.humanband.jp/

NHK 「おひさま」

家にいるときは、毎朝NHKの「おひさま」を観ている。日本の昭和史を、戦争へと突入していく日本の様子を、こんなに自然に伝えられるドラマっていいなあと思う。ノンフィクションには出来ない技だ。羨ましくもある。 

主人公が教師をすることによって、戦中戦後、学校で起きることを描くことが可能だ。彼女がたった1日の結婚生活で夫を戦地に送り出す設定、一番上の兄が軍医に、二番目が海軍航空隊に配属され、父が名古屋の飛行機工場で働くことになり、女学校時代の友人が東京に出て行くというのも、特攻隊の存在、名古屋の空襲、東京大空襲と、若者に昭和史を学習させるお膳立てが実によくできている。

 なにより主人公を演じる井上真央さんが可愛くていい。辛口の私が思わず絶賛してしまう若手女優の一人だ。TBSの「花より男子」以来、注目している。自然な明るさを演じられるのは、井上真央さんか、少し前なら「篤姫」の宮崎葵さんだろう。そういえば、彼女も同じ枠で昭和史を描いたドラマに主演していた。

若尾文子さんが若い頃を回想するという設定なのだが、この手法は、「おしん」も同じだった。自分が現代史への理解が深まってから再放送で観ると、辛抱の連続を通して貧困から這い上がる視点で、昭和が見事に描かれていたと感心したものだ。さすが橋田先生である。

他方、「おひさま」はタイトルが示すように、主人公の明るさがゆえに、ほのぼの感がある。泣いてしまうシーンでも、どこか救いがあるのだ。主人公の家族が貧困層でないところが大きいのかもしれない。当時の女学生や子どもたちの純朴さを垣間見られるのも、視聴者をほっとさせてくれる重要なポイントである。

大震災から3ヶ月、いま地球で起きていること

東日本大震災から3ヶ月が過ぎた。

地球上での天変地異は、東北だけで終わらない。日本にもまた、やってくる。それが地震なのか、火山噴火なのか、地盤沈下なのか。浸水だけで済むのか。

 だから、原発は止める方向で考えるべきなのだ。そういうと、私が後ろ向きだと批判する人がいる。彼らは、震災以前の日本(=経済活動)に戻れると考えているのだ。だが、それは間違っている。 彼らは自然をなめているのだと私は思う。

震災は地球からのメッセージなのだ。これまでの人類のありようは通用しなくなることを、私たちは自覚すべきである。太陽との関係で地殻変動が起き始めた以上、地上で生かされてきた人間は、同じ営みを続けることは不可能なのだ。自然災害は世界中に降りかかり、世界地図が変わろうとしている。これまでと同じ経済活動は維持できなくなる。

 そのことをいち早く気づいた国が勝ちなのである。最悪の事態を想定して戦略を変える企業が存続できるのである。ドイツは賢い。イタリアの国民投票の結果も気になる。とにかく発想を転換しないかぎり、生き残れない時代がやってきたということだ。

個人レベルでは、私が3月以降積み上げてきた防災対策を、今後、少しずつご紹介したい。そう思っていたら、あとがきの初校が届いてしまった。

普通の生活へ復帰

長きにわたるブログの空白。ウェブにつなげない国を訪れていたのでは、と思われていたようですが、日本で無事に生きています。文庫の初校、そして加筆・修正に缶詰状態。そして奈良、大阪、高野山をまわって、ようやく帰宅したところです。

先週から「サンデーフロントライン」のニュース選定も復活。普通の生活に戻ります。明日から会議など目白押し。

2011年05月 赤黒の大島


本格的に着物を着始めたころ、池田重子さんの帯を探しに、きもの一番館(市田)さんの展示会に行きました。いろいろ話すうち、紬のプロがいると聞き、翌日、スーツケースに紬を詰め込んで出直したのです。
黒地にポイント柄の大島は昭和40年代までなのだ、赤の入った大島は、もっとめずらしいのだ、と教えられました。貴重な一着です。
フラッシュのせいで赤が際立ちますが、実際は黒が勝っています。締めやすいので、つい縮縮の帯を合わせてしまいます。特に、この青は名古屋帯なので結ぶのがラクなのです。5月と10月が着ごろです。

植樹祭@石巻

緑の堤防を提唱している宮脇昭先生指導の植樹祭@石巻の模様が、今夜のニュースゼロ(日本テレビ系)で放送される予定です。ぜひ観てくださいね。

2011年05月 小紋はしばらくお休み


根津美術館に着ていった小紋には、やはり無地か幾何学の帯のほうが合うかなあ、と縮縮の帯を合わせてみました。
同じマンションに住んでいるインド系アメリカ人とバッタリ出会ったら、親切にカメラに収めてくれました。
五寸の袖を短くするのにコストがかかるのと、何箇所かにシミがみつかったので、まずは洗い張りにして、この小紋はしばらくお休みにして、箪笥に仕舞おうと思います。
深い紫の帯がみつかれば、年相応に着られるかも。
 

山の手空襲の夜

66年前のいまごろ、5月25日夜10時過ぎ――。東京の明治神宮・表参道に大きな空襲があった。写真の左、信号の下あたり、みずほ銀行前に、黒こげになった遺体が山積みにされていた。この話は『ワシントンハイツ』第1章に詳しく書いているので、ぜひ読んでほしい。

1944年11月から終戦までの間に、東京は130回、空襲を受けた。なかでも45年の4月から5月にかけての、東京全域にかけて4度の大空襲を「山の手空襲」と呼び、3月10日の下町空襲と区別している。

5月25日に東京全域に落とされた爆弾の量は、実は3月10日のほぼ2倍。死者2258人。負傷者8465人と記録されている。

どうか空襲で命を奪われた方々の無念に、思いを馳せてほしい。戦没者もさることながら、切り詰めながら本土を守った市井の人々が犠牲になる戦争が、いかに無意味か。今夜だけでも、そのことを考えたい。