
秋尾 沙戸子著
1993年サイマル出版会刊/1553円/ソフトカバー/246頁
ISBN4-377-20985-X
- 目 次
- 無力でない女たちがいた――まえがきにかえて
- 1 政治犯として闘った女――ルーマニア
- (秘密警察に幽閉されながら電波にのせた良心の叫び)
- ドミノの逆流
- 孤立無援
- 秘密警察
- 新しい疑惑
- 2 革命のシンボルといわれた女――チェコスロバキア
- (禁じられた抵抗の歌「マルタの祈り」が革命に広場に響く春)
- スター誕生
- 夢の終わりに
- 一輪の花
- 仮面を捨てて
- 3 祖国を喪失した女――東ドイツ
- (国際結婚、亡命の決意、そして壁崩壊の後に)
- 亡命前夜
- パンドラの箱が開く
- パレスチナの黒い瞳
- 国境を渡る風
- 4 クーデターの中の外相夫人――旧ソ連
- (父を処刑された心の傷、夫シェワルナゼに悪夢再び)
- 逮捕の靴音
- グルジアの騎士
- 5 インターガール――旧ソ連
- (からだを資本に生きた女が祖国を見つめなおす時)
- 首都を夢見て
- 祖国のざわめき



米国コロラド州のデンバーでみつけたラリマーです。オバマが大統領候補に正式指名された民主党大会の翌日、共和党大会の開かれるミネソタへ移動するまでの間にストーンを探しを試みたのです。党大会の開かれた会議場のみやげ物屋にもターコイスが売られていたくらいですから、コロラドはストーンの宝庫。しかも、その日、不思議な展示会が開かれ、そこで出会ったものです。2008年には日本でもラリマーはめずらしく、ちょっと嬉しかったのを覚えています。こうしたタイル状のものが何枚か手に入れば、ぜひバスルームの壁に貼りたいと考えているのです。