昨夜は和久傳へ

松竹梅帯@わくでん二日の夜は和久傳にて。京都にも住処を確保し、年末年始を京都で過ごす東京の女性教師とご一緒しました。

和久傳ならではの間人(たいざ)蟹も頂けて、幸せでした。間人は丹後の地名です。

着物は正月恒例、羽子板文。帯は松竹梅です。

新春のお慶びを申し上げます

歳旦祭@上賀茂神社日の出昨年もまた、京都を通して多くを学び、日本再発見の一年でした。二葉葵

皆さまに心より感謝申し上げます。

今朝4時に家を出て、上賀茂神社の歳旦祭に参列。今年は温かくて救われました。直会(なおらい)を頂いて外に出ると、眩しい朝陽が・・・。徹夜明けで顔が醜いですが、参拝者が押し寄せる前に、立砂前で撮影。上賀茂神社の神紋、二葉葵文の着物を纏っています。

写真は直会(なおらい)の杯の載ったお盆の前に腰掛けた状態で、上から撮影した私の膝あたりの葵文。杯も葵文です。

今年は万国共通、試練の年になると思いますが、どうぞ皆様ご無事で、平穏な日々を送られますようお祈り申し上げます。

2015年12月 除夜祭 おけら詣 除夜の鐘

鐘つき2毎年恒例、大晦日の鐘つき。近所の六角堂です。鐘つき
日ごろは自動で、17時にのみ鳴る鐘。大晦日は一般の人々につかせてくれます。
この前に上賀茂神社で除夜祭、八坂神社へ、おけら詣り。小紋に青のビロードのコートを着ています。
この後は徹夜で朝5時からの歳旦祭に備えます。着物は二葉葵文に着替えますが。

まもなく新年

三木鶏卵お世話になった皆さまに心より感謝いたします。注連縄

早朝には錦市場の三木鶏卵にて行列に並んで、卵焼を購入。注連縄、松飾の準備は早々に終えていましたが、鏡餅、星月さんは昼ごろ購入し、大掃除。夕方から上賀茂神社の大祓え+除夜祭に参列。年越し蕎麦を食し、八坂神社へおけら詣り。六角堂で鐘つきました。

まもなく新年・・・。朝まで生テレビ見ながら徹夜して、上賀茂神社の歳旦祭に参列します。鐘つき

2015年12 12月 クリスマスの帯

秋尾@書展10年前にサンタの帯に飽きたので、クリスマス風の、この赤い帯を締めるよ京都国立博物館和久でんになりました。
きものは母の形見。晩年に自ら誂えたようです。だから私のからだには、大きいのが難。太って見えるのが気に入らない。しかも久しぶりに着たら、私の襦袢の袖丈が足りないことに気づきました。
楽書会京都展にて、顔真卿の多宝塔碑を臨書しています。設営時には働きやすい洋服でしたので、改めて撮影に行きました。京都国立博物館でヒラかれた国際シンポジウム、午後のセッションの前に。終わったら、真っ暗。夜景が美しく、その写真は後ほど。
右の和久傳の堺町店にて。

花柄ニット

YUKI TORII。 ニットも花柄。

本来は、直線のワンピースとロングのJKでした。私はJKをボレロ丈に直して、後にサンプルセールでみつけたワンピースとの、アンサンブルで着ています。便利。

インナーにはスタジオファイブ・プラチナラインの薔薇のキャミ、首にはブロンズ色の大玉ルチルをつけます。出版記念会と同じ組み合わせ。

2015年11月 森口華弘さんの孔雀

★IMG_7617並河七宝記念館でのお茶会にお招きいただきました。★IMG_7613
並河靖之氏は明治を代表する七宝家の一人。記念館に集められた作品を見ながら、その色の美しさと細かな手仕事に目を見張り、次第にわくわくしてきます。日本人として実に誇らしい。お庭も素敵でした。作庭は、南禅寺界隈別荘群と同じ七代目小川治兵衛さん。やはり琵琶湖疏水を引っ張ってきているのです。★IMG_7604
★IMG_7633そんな並河家のお茶会なので緊張して、森口華弘さんの孔雀を選びました。袖を通すのは2回目。
辻が花もそうですが、裏がしっかりしているので、自分で着るの、実は難しいのです。今日の着付けについては反省すること仕切り。前回は初釜式で誉田屋製の帯を締めていましたが、今回は森口作品には格下かもしれない孔雀の帯を合わせています。孔雀尽くしコーデ、一度トライしたかったので。
夜は大阪のニューオータニでの会合に出席するため、和服のまま、京阪の特急に乗って・・・。
ホテルのロビーは、すっかりクリスマスの装い。和とも洋とも融合する森口作品、さすがです。

 

2015年11月 青蓮院将軍塚青龍殿へ「雨龍図」の帯で

青蓮院1
天台宗青蓮院将軍塚ーー。東山の上から京都が一望できるとは聞いていましたが、未体験のまま。今回は友人に誘われ、護摩焚きに。中には将軍塚大日堂があるのです。
「見た瞬間の表情で、性格がわかるのよね」
左の写真は、東山からの眺めを初めて目にしたときの私。外国人も含め、ここに案内したときに人々が見せる表情を、彼女はカメラに収めているのだとか。
で、私の視線の先にあったのは・・・青蓮院3

こんな風景だったのです。京都が一望できます。
京都の山々は龍の背中。若冲の雨竜図の帯を締めて、正解でした。